うつ病学会に参加しました

第13回日本うつ病学会総会に参加しました。「うつ病・躁うつ病を診る・支える・知る」というテーマで、8月5日、6日に愛知県名古屋市のウインクあいちで開催されました。
うつ病・躁うつ病を中心に診断、治療、社会復帰など広範に学ぶことができ、自殺予防についても多くの議論が交わされました。当グループからも2日間で多くの講演・発表を行いました。

初日には自殺対策委員会企画シンポジウム「生徒、学生の自傷・自殺」で太刀川弘和先生が「大学生のメンタルヘルス問題・自殺問題の実状と課題」について講演しました。
ポスター発表では翠川晴彦先生が「ゲートキーパー研修の自信向上につながる要因 ―ゲートキーパー自己効力感尺度を用いた検討」について発表しました。
また、自殺予防研修会「複雑事例を通して学ぶ自殺予防のエッセンシャル」において太刀川先生が講師・ファシリテータを務めました。

うつ病学会1

2日目はシンポジウム「うつ病を変えた DSM:その功罪について」で松崎朝樹先生が「うつ病診療における DSM の功績:なぜ使うべきか、どう使うべきか」について講演しました。
ポスター発表として、太刀川弘和先生が「茨城県常総市水害後の抑うつ、外傷後ストレス症状について ―健診時こころのアンケート調査から―」を、田口高也先生が「うつ病患者と健常者の音響特徴量変化の再現性に関する検討」を発表しました。
 
うつ病学会4

うつ病学会3

うつ病学会2