私たちは、医学の進歩に寄与すべく様々な臨床研究を行っております。

■「認知症性神経変性疾患の関連蛋白質に関する病理・生化学的検討」について

筑波大学附属病院精神神経科では、標題の臨床研究を実施しております。

本研究の概要は以下のとおりです。

① 研究の目的

アルツハイマー病 (Alzheimer’s disease: AD)、レビー小体型認知症 (Dementia with Lewy bodies: DLB)、前頭側頭葉変性症/筋萎縮性側索硬化症 (Frontotemporal lobar degeneration/amyotrophic lateral sclerosis: FTLD/ALS)、ポリグルタミン病といった多くの神経変性疾患では、精神症状や言語の症状といった認知機能の低下が生じます。これらの疾患では、脳内のいくつかの蛋白質に変化が生じることが判明しており、それが臨床症状にも関わると考えられます。しかし、こうした変化が生じる原因や、それにどのような因子が影響するかについては、まだよく分かっていません。この詳しい病態を明らかにするためには、亡くなられた患者さんの病理検体による研究の推進が大変重要な手段となります。

本研究では、上記の認知症を有する患者さんが亡くなられた際、ご遺族の篤志によるご承諾のもと当院で実施される病理解剖で得られた検体試料を使用し、疾患に関わる蛋白質について調べることを通じて、今後これらの疾患に関する新しい診断法や治療法の開発に役立てることを目指しています。

② 研究対象者

上記の認知症を有し、1989年1月1日から2025年12月31日までに当院において病理解剖を実施した患者さん

③ 研究期間:倫理審査委員会承認後〜2026年3月31日まで

④ 研究の方法

病理解剖で得られた脳検体試料を主な解析対象とし、固定脳標本を用いた組織染色法による解析や、凍結脳標本を用いた生化学的手法による解析を行います。なお、病理解剖および得られた検体試料の取り扱いや保存においては、死体解剖保存法を遵守し亡くなられた方に対する倫理的側面を十分に配慮しております。

⑤ 試料・情報の項目

脳検体試料、認知機能検査、頭部画像検査、年齢、性別、臨床経過、診療記録等

⑥ 試料・情報の管理について責任を有する者

研究責任者:筑波大学医学医療系 教授 新井哲明

⑦ 本研究への参加を希望されない場合

研究対象者となる患者さんのご遺族が本研究への参加を希望されず、試料や情報の利用停止を希望される場合は、下記の問い合わせ先へご連絡ください。すでに研究結果が公表されている場合など、ご希望に添えない場合もございます。

⑧ 問い合わせ先

筑波大学附属病院精神神経科:〒305-8576 茨城県つくば市天久保 2-1-1

電話:029-853-3182(平日 9~17時)

■「認知症スクリーニング手法の開発」について

筑波大学附属病院精神神経科では、標題の臨床研究を実施しております。
本研究の概要は以下のとおりです。
① 研究の目的
認知症になる前の段階を早期発見する方法には様々なものがありますが、プレクリニカル期と呼ばれる、MCIよりも前の段階を発見する方法はまだ確立されていません。認知症になる前の段階を早期発見する方法には、脳画像、PET検査、血液検査、認知機能検査などがあり、最近では日常生活の様子からも認知症の前段階の兆候が分かるようになってきました。そこで、これらの認知症を早期に発見する方法を用いて、より簡便な指標を作る研究を行います。

② 研究対象者
45歳以上の健常者、プレクリニカル期、およびMCIと診断された男女

③ 研究期間
倫理審査委員会承認後〜2025年3月31日まで

④ 研究の方法
脳MRI画像、認知機能検査、身体機能(行動特徴)検査、血液検査、アミロイドPET、タウPETなどから、認知症の早期発見をおこないます。

⑤ 試料・情報の項目
一般調査(身長、体重、発達歴、教育歴、現病歴、生活状況など)、血液検査(血液一般生化学検査と血液バイオマーカー、APOE遺伝子型検査)、脳MRI、認知機能検査、身体機能検査(体力測定:筋力、歩行、バランス等、行動特徴検査:音声、視線、運動)、アミロイドPET、タウPET

⑥ 試料・情報の第三者への提供について
本研究で得られた身体機能検査および認知機能検査の結果は、個人情報を匿名化した形で静岡大学および日本アイ・ビー・エム株式会社に提供いたしますが、その際に個人を特定できる情報は提供いたしません。

⑦ 試料・情報の取り扱いについて
本研究で得られた資料・情報は、下記の研究で使用することがあります。
「日常生活動作から得られる特徴量を用いた認知症のスクリーニング法の開発(H29-065)」「人間ドック受診者の認知機能および行動特徴に関する観察研究(R01-168)」「精神神経疾患における脳画像―体液バイオマーカー相関に関する多施設連携研究(R02-328)」

⑧ 試料・情報の管理について責任を有する者
筑波大学医学医療系 精神医学 太田深秀

⑨ 研究機関名および研究責任者名
筑波大学医学医療系 精神医学 新井哲明

⑩ 共同研究機関名
静岡大学、日本アイ・ビー・エム株式会社

⑪ 本研究への参加を希望されない場合
患者さんやご家族が本研究への参加を希望されない場合は、下記の問い合わせ先へご連絡ください。すでに研究結果が公表されている場合など、ご希望に添えない場合もございます。

⑫ 問い合わせ連絡先
筑波大学附属病院:〒305-8576 茨城県つくば市天久保 2-1-1
所属・担当者名:筑波大学医学医療系 教授 新井 哲明
電話:029-853-3182 (平日10~17時)

■「神経性やせ症患者家族の介護負担に関する研究」について

筑波大学附属病院臨床心理部では、標題の臨床研究を実施しております。
本研究の概要は以下のとおりです。

①  研究の目的
当院は茨城県下で唯一の精神科病棟を有する総合病院であり、県内の重症の神経性やせ症の治療を一挙に担っております。神経性やせ症は慢性の精神疾患であり、長期にわたり家族からのケアを必要とし、家族の関わりやケアは患者本人の予後の改善に関与することは知られています。
しかし、疾患の特異性も相まって、家族は否応なく巻き込まれるため心身ともに疲弊しやすいことがわかっています。神経性やせ症患者への適切な治療のためには患者家族のメンタルヘルスも考慮して診療を行うことが重要であり、そのために患者の身体症状、精神症状が患者家族のメンタルヘルスにどのような影響を与えるのかを調査し、神経性やせ症治療の質向上に寄与することを目的としています。
なお、本研究で取り扱う個人情報は、本研究の解析目的にのみ使用し、それ以外には用いません。また、研究発表の際には、研究対象者が特定される形での結果公表は行いません。

②  研究対象者
2017年6月1日から2021年7月31日までに当院精神神経科に受診、あるいは当院精神神経科が主催する神経性やせ症の家族教室に参加した患者、患者家族を対象とします。

③  研究期間:  倫理審査委員会承認後〜2021年11月20日まで

④  研究の方法
下記の試料・情報をカルテ内から集め、統計的分析を行い、患者家族の介護負担に影響を与える要因について検討します。

⑤  試料・情報の項目(具体的に記載すること)
年齢、性別、家族構成、日本版介護負担尺度(Zarit-8)、日本版Profil of Mood State(POMS)、The General Health Questionnaire(GHQ)、Eating Disorder Inventory-2(EDI-2)、罹患期間、BMI、家族構成、自傷行為既往歴、過食嘔吐既往歴、万引き既往歴

⑥ 研究機関名および研究責任者名
筑波大学附属病院精神神経科  新井哲明

⑦ 本研究への参加を希望されない場合
患者さんやご家族(ご遺族)が本研究への参加を希望されず、試料・情報の利用又は提供の停止を希望される場合は、下記の問い合わせ先へご連絡ください。すでに研究結果が公表されている場合など、ご希望に添えない場合もございます。

⑧ 問い合わせ連絡先
筑波大学附属病院:〒305-8576 茨城県つくば市天久保 2-1-1
所属・担当者名:

筑波大学附属病院 臨床心理部 電話:029-853-5942 平日9:00-17:00
担当者 臨床心理士 高村佳幸

■「軽度認知障害の臨床経過に関する観察研究」について

筑波大学附属病院では、標題の臨床研究を実施しております。本研究の概要は以下のとおりです。

①  研究の目的
認知症対策は喫緊の課題であり、早期発見・早期介入が求められています。認知症の前駆段階である軽度認知障害(mild cognitive impairment; MCI)は、認知症への移行リスクが高い一方で、ある一定の割合で認知機能が正常域に改善するとされています。そのため、MCI患者様の臨床経過を追い、治療効果について検討いたします。

②  研究対象者
筑波大学附属病院精神神経科デイケアで治療を受けた、あるいは通所中である方

③  研究期間
倫理審査委員会承認後〜2026年3月31日まで

④  研究の方法
過去の診療録より、施行された下記の臨床情報、認知機能検査、日常生活動作評価、頭部画像検査を解析します。また、医療的に必要とされ、筑波大学附属病院で保険診療にて行われた項目の結果も含め、臨床経過を観察します。

⑤  試料・情報の項目
一般調査(身長、体重、発達歴、教育歴、現病歴、生活状況など)、血液検査(血液一般生化学検査と血液バイオマーカー)、脳MRI、脳血流SPECT、認知機能検査、身体機能検査(体力測定:筋力、歩行等、行動特徴検査:音声、視線、運動)

⑥  研究機関名および研究責任者名
筑波大学医学医療系 精神医学 新井哲明

⑦  本研究への参加を希望されない場合
患者さんやご家族が本研究への参加を希望されない場合は、下記の問い合わせ先へご連絡ください。すでに研究結果が公表されている場合など、ご希望に添えない場合もございます。

⑧  問い合わせ連絡先
筑波大学附属病院:〒305-8576 茨城県つくば市天久保 2-1-1
所属・担当者名:筑波大学医学医療系 精神医学 根本清貴
電話:029-853-3182 (平日10~17時)

■精神科多職種連携治療・ケアを担う人材養成プログラムPsySEPTAの教育効果検証研究(対象者2019年10月1日~2022年3月31日、承認日2021年6月16日、第1654号)

 ①研究の概要と目的

 筑波大学、茨城県立医療大学、東京慈恵会医科大学は、「トランスディシプリナリーな多職種連携」によるこころのケアを有効に実践できるスタッフの養成を目指し、「精神科多職種連携治療・ケアを担う人材養成:Psychiatric Staff Education Program for Transdisciplinary Approach(以下PsySEPTA)」を開発しました。医師、歯科医師、薬剤師、看護師、理学療法士、作業療法士、精神保健福祉士等13職種を対象に、2019年10月から一部インテンシブ(約50時間、特定の疾患・分野別に対応)プログラムを、2020年4月から履修証明(120時間、全ての精神疾患・障害に対応)プログラムおよび全10コースからなるインテンシブプログラムを開講しました。
本研究では、保健医療福祉専門職間の多職種連携ネットワークの実状およびPsySEPTAの教育効果について検証することを目的としています。

②研究対象者
PsySEPTA受講者のみなさま(2019年10月1日~2022年3月31日)

③研究実施期間
医の倫理委員会承認後~2025年3月31日

④研究の方法
教育内容の効果を測定するため、受講開始時、各講義の前後、演習・実習後、修了時に行った各種アンケート調査を匿名化し、統計学的に検証します。

⑤個人情報に関する利用目的
本研究で取り扱う個人情報は、本研究の解析目的にのみ使用し、それ以外には用いません。また、研究結果を学会・論文発表する際には個人を該当できる情報は用いません。

⑥研究機関・研究者名
筑波大学附属病院精神神経科教授・新井哲明および病院助教・渡部衣美がこの研究を行います。

⑦問い合わせ連絡先
筑波大学附属病院:〒305-8576 茨城県つくば市天久保 2-1-1
所属・担当者名:筑波大学附属病院精神神経科 渡部衣美
メールアドレス:seishin.renkeigp@md.tsukuba.ac.jp

認知症患者におけるバランス能力を含む身体機能に関する研究

筑波大学附属病院精神科では、標題の臨床研究を実施しております。

①研究の目的

急速な高齢化にともない認知症高齢者数は増加の一途をたどっており、認知症を早い段階で診断し、早期介入することが重要であるとされています。近年、運動能力、特に歩く早さやバランス能力と認知機能低下の関連が指摘されております。今回の研究はバランス能力などの身体機能と認知機能との関連について明らかにし、認知症の早期発見や早期治療といった臨床へ応用することを目的としています。

今回の研究では、健常高齢者・認知症患者・軽度認知症の方を対象に認知機能とバランス能力などの身体機能との関連を調査させていただきます。

② 研究対象者

55-85歳でこれまでに認知機能障害の診断を受けたことがない方。なお目をつぶると立位が保てない方や歩行障害を呈する方は検査をお受けいただけないことがあります

③ 研究期間:倫理審査委員会承認後~2024年3月31日まで

④ 研究の方法

健常高齢者の方からは年齢、性別、教育歴、現病歴、既往歴、内服薬、生活状況、運動習慣といった臨床情報、歩行検査、バランス検査といった運動機能検査、日本語版Mini mental state examination、Clinical dementia rating scale、Stroop test、Trail Making Testといった簡易な認知機能検査、頭部MRIなども収集させていただきます。

御関心のある方には詳しい説明をいたしますので下記にご連絡ください

  • 申込方法

電話かE-mailにて受付

E-mailの場合:①名前 ②性別 ③年齢 ④住所 ⑤電話番号(携帯可)を明記のうえお申込みください

  • 申込・お問合せ

筑波大学医学医療系精神医学(茨城県つくば市天王台1−1−1)

担当者:影山・渋澤・井出

電話番号:029-853-3182(平日午前9時~午後5時)
E-mail: ryotaro-0076@umin.ac.jp

前頭側頭葉変性症(Frontotemporal lobar degeneration: FTLD)の神経画像を用いた動的神経病理研究

本研究の意義

前頭葉や側頭葉を中心とした脳の萎縮によって様々な症状が生じる前頭側頭型認知症は、アルツハイマー型認知症やレビー小体型認知症とともに主要な変性性認知症として知られています。本症においては、病変が特定の脳部位から生じて徐々に他の部位に進展するとの可能性が提唱されています。しかし、実際の患者さんにおいて病変がどの部位から始まってどのように拡がっていくか、またそれに伴い症状がどのように進んでいくかについては、未だ不明な点が多いです。

本研究の目的

本研究では、これまでの研究で病変の出現が判明している脳の領域を中心に、患者さんの頭部MRI画像を経時的に解析することにより、病変がどのように拡がっていくかを詳細に解明することを目的としています。病変の拡がりをより詳細に検証するため、通常の頭部MRI画像に加えて、拡散テンソル画像(Diffusion tensor imaging, DTI)も用いた画像解析を行います。

研究の方法

対象: 2000年4月1日から2022年3月31日までに当院精神神経科を受診された前頭側頭型認知症の患者さんで、頭部MRI検査を施行された方々について、頭部MRIデータを解析対象とします。

調査項目: 患者さんの年齢、性別、認知機能検査、病歴を調査し、頭部MRIデータを解析します。

研究の期間

倫理委員会承認後から2023年10月7日まで

研究機関・研究者名

筑波大学附属病院精神神経科教授・新井哲明および准教授・根本清貴、筑波大学大学院人間総合科学研究科大学院生・渡辺亮平がこの研究を行います。

個人情報に関する利用目的

本研究で取り扱う個人情報は、本研究の解析目的にのみ使用し、それ以外には用いません。また、研究結果を学会・論文発表する際には個人を該当できる情報は用いません。

個人情報の開示手続きおよびお問い合わせ

本研究に関する問い合わせがございましたら、筑波大学医学医療系精神医学までご連絡くださいますようお願いします。(筑波大学医学医療系精神医学 電話:029-853-3182)

もの忘れ外来を受診した患者の認知機能の推移に関する研究

① 研究の目的

近年、認知症は記憶障害のみならず様々な認知機能の障害を呈することが知られています。認知症とは、一度正常に発達した認知機能が後天的に障害され、日常生活や社会生活に支障を来すようになった状態を示しますが、その原因は様々です。また、認知症は進行性の疾患であり、その背景病理により疾患特有の症状が出現しやすいことが知られています。認知機能の精査はこうした特有の症状を検討し、医師が診断を下す上で有効なアセスメントツールであることが知られています。

本研究では、認知症における症状の特異性を検討するために、認知機能や、脳画像データの推移を検討するものです。推移を検討することによって、より有用な診断項目や検査項目を検討し、患者さんの診断、治療、予後の検討に役立てる事を目的としています。

② 研究対象者

2003年3月1日から2019年3月31日までに当院精神神経科を受診され認知機能検査を施行された患者さんのうち、複数回、同様の認知機能検査を施行された方々を対象とします。

③ 研究期間: 倫理審査委員会承認後〜2025年3月31日まで

 研究の方法

初回の認知機能検査と、2回目以降の認知機能検査の得点の差異を継時的に検討します

⑤ 試料・情報の項目

年齢、診断名、性別、教育年数、Mini-Mental State Examination(MMSE)、ウェクスラー式メモリースケール改訂版 (WMS-R)Logical memoryⅠ・Ⅱ(LMⅠ・Ⅱ)、Frontal assessment battery(FAB)、長谷川式簡易知能評価スケール(HDS)、長谷川式簡易知能評価スケール改訂版(HDS-R)、Raven’s Colored Progressive Materices(RCPM) 、Trail Making Test(TMT)、Clock Drawing Test(CDT)、ウェクスラー式知能検査-改訂版(WAIS-R) 類似、Magnetic resonance imaging (MRI)、Single photon emission computed tomography(SPECT)

⑥ 試料・情報の管理について責任を有する者

本研究で取り扱う個人情報は、本研究の解析目的にのみ使用し、それ以外には用いません。個人情報の管理は筑波大学附属病院 臨床心理部 北畠 綾子が行います。

⑦ 研究機関名および研究責任者名

筑波大学附属病院 精神神経科 教授 新井哲明

⑧ 本研究への参加を希望されない場合

患者さんやご家族(ご遺族)が本研究への参加を希望されず、試料・情報の利用又は提供の停止を希望される場合は、下記の問い合わせ先へご連絡ください。すでに研究結果が公表されている場合など、ご希望に添えない場合もございます。

⑨ 問い合わせ連絡先

筑波大学附属病院:〒305-8576 茨城県つくば市天久保 2-1-1

所属・担当者名:筑波大学附属病院 精神神経科 電話:029-853-3182 平日9:00-17:00 担当者 精神神経科 准教授 太田 深秀

近年における茨城県の若年性認知症の有病率・重症度の推移の検討

「茨城県における若年性認知症の有病率・生活実態把握」につきましては、多くの方々にご協力いただき、ありがとうございました。

2006年度-2008年度に実施された先行研究「茨城県における若年性認知症の疫学調査(研究責任者;朝田隆)」から10数年の歳月が流れ、この間に若年性認知症に対する保健や医療、福祉、介護、生活支援、就労支援、家族支援などのサービス提供状況も大きく変化しました。こうした変化は人々の若年性認知症への認識を高め、若年性認知症の有病率に影響を及ぼしているものと推測されます。つきましては、皆様からいただいた貴重な試料を有効に活用するべく、「茨城県における若年性認知症の有病率・生活実態把握」で収集させていただいたデータと「茨城県における若年性認知症の疫学調査」を比較解析させていただきたいと考えております。「茨城県における若年性認知症の有病率・生活実態把握」と「茨城県における若年性認知症の疫学調査」の概要は以下のとおりです。

茨城県における若年性認知症の疫学調査(2006年度-2008年度実施、承認日:2007年4月2日、第42号)

① 研究の目的

わが国の若年性認知症の有病率・有病者数を明らかにするとともに、若年性認知症の本人・家族介護者の生活実態を明らかにすることによって、わが国の若年性認知症施策の策定・実施に資する基礎的な資料を得ることを目的とした。

② 研究対象者

2006年4月1日から同年9月30日までに茨城県内の医療・介護・障害関係の機関にかかった人。

③ 研究の方法

18歳以上65歳未満の期間に発症した若年性認知症患者の受診や利用の可能性がある、茨城県内の医療・介護・障害関係等の機関の施設担当者を対象に若年性認知症患者の有無などについてアンケート調査を行なった。また、調査で把握された若年性認知症の人について、それぞれの施設・機関の担当者および本人・家族を対象に生活実態調査を行なった。

④ 試料・情報の項目

性別、診断病名、発症年齢、現在の認知症の重症度、日常生活動作、社会サービスの利用状況などのアンケート情報。

 茨城県における若年性認知症の有病率・生活実態把握 (患者登録期間:2018年度-2019年度、承認日:2018年1月18日、第H29-214号)

① 研究の目的

わが国の今日の若年性認知症の有病率・有病者数を明らかにするとともに、若年性認知症の本人・家族介護者の生活実態を明らかにすることによって、今後のわが国の若年性認知症施策の策定・実施に資する基礎的な資料を得ることを目的としている。

② 研究対象者

2019 年 3 月 31 日までに茨城県内の医療・介護・障害関係の機関にかかった人

③ 研究期間:2018年1月18日〜2023年3月31日まで

④ 研究の方法

18歳以上65歳未満の期間に発症した若年性認知症患者の受診や利用の可能性がある、茨城県内の医療・介護・障害関係等の機関の施設担当者を対象に若年性認知症患者の有無などについてアンケート調査を行う。また、調査で把握された若年性認知症の人について、それぞれの施設・機関の担当者および本人・家族を対象に生活実態調査を行なう。

⑤ 試料・情報の項目

性別、年齢、生年月、発症年月、世帯構成、処遇状況、疾病の状況、就労・生活の状況、医療・介護などの提供状況、必要と考える支援、日常で困っていることなどのアンケート情報。

⑥ 個人情報の取り扱い

利用する情報から氏名等の個人を直接特定できる個人情報は削除致します。また、研究成果は学会等で発表を予定していますが、その際も個人を特定できる個人情報は利用しません。

⑦ 試料・情報の管理について責任を有する者

筑波大学附属病院 医学医療系臨床研究域 精神医学  教授:新井哲明

【「近年における茨城県の若年性認知症の有病率・重症度の推移の検討」へのデータ利用を希望されない場合】

患者さんやご家族が「近年における茨城県の若年性認知症の有病率・重症度の推移の検討」でのデータ利用を希望されず、情報の利用の停止を希望される場合は、下記の問い合わせ先へご連絡ください。すでに研究結果が公表されている場合など、ご希望に添えない場合もございます。

【問い合わせ連絡先】

本試験の責任医師:新井哲明      (精神神経科・教授)

連絡先:筑波大学附属病院

住所:〒305-8576 茨城県つくば市天久保 2-1-1

電話:029-853-3182(場所、平日9:00~17:00、精神神経科)

産後うつ病に影響する要因の検討

① 研究の目的

産後うつ病は産婦さんの10%に起こり得ることが知られています。産後うつ病にかかると、育児に支障をきたし、ご本人・家族の負担が強くなります。産後うつ病は早期により適切に治療することで回復することが知られており、産後うつ病を早期に発見することは重要です。筑波大学附属病院では、平成30年から産後2週間検診を導入し、当院で出産した産婦さんに対して、産後2週でエジンバラ産後うつ病評価尺度を用いて産後うつ病のアセスメントを行っています。

産後うつ病のリスクとして、妊娠前からあったうつ病、経済的な問題、夫婦関係の問題、早産やこどもの先天異常などが挙げられています。しかし、産後2週間でこれらの背景をもつ方々がどの程度、産後うつ病の症状を呈するかはまだ十分に解明されていません。

そこで、本研究では、当院で出産する女性の背景因子に着目し、どのような背景因子が産後うつ病に寄与するかを検討することとしました。

② 研究対象者

2018年4月以降に当院産婦人科で出産し、産後2週間検診を利用された産婦さんです。

③ 研究の方法

診療録から、以下の情報を抽出します。

  1. 精神疾患を合併しているか
  2. 精神疾患以外で、経済苦などの要支援状態であったか
  3. 院内助産管理システムを利用したか
  4. 出生児がNICU、GCUを利用したか
  5. 産後2週間、4週間検診の際のエジンバラ産後うつ病評価尺度のスコア
  6. 産後、新たに精神科受診を必要としたか

④ 個人情報に関する利用目的

本研究で取り扱う個人情報は集計し、本研究の解析目的にのみ使用し、それ以外には用いません。

⑤ 研究機関名および研究責任者名

筑波大学附属病院精神神経科准教授・根本清貴がこの研究を行います。

⑥ 問い合わせ連絡先

本研究に関する問い合わせがございましたら、筑波大学医学医療系精神医学までご連絡くださいますようお願いします。(筑波大学医学医療系精神医学 電話:029-853-3182)

人間ドック受診者の認知機能および行動特徴に関する観察研究

① 研究の目的
認知症対策は喫緊の課題であり、早期発見・早期介入が求められています。認知症を早期発見する方法はいくつかありますが、脳MRI画像、認知機能検査、身体機能(行動特徴)検査を実施することで、認知症を高精度に早期発見できる可能性があります。

② 研究対象者
2019年10月から2024年3月までに筑波大学附属病院つくば予防医学研究センターを受診した方

③ 研究期間:倫理審査委員会承認後〜2025年3月31日まで

④ 研究の方法
脳MRI画像、認知機能検査、身体機能(行動特徴)検査から、認知症の早期発見をおこないます。

⑤ 試料・情報の項目
一般調査(身長、体重、発達歴、教育歴、現病歴、生活状況など)、血液検査(血液一般生化学検査と血液バイオマーカー)、脳MRI、認知機能検査、身体機能検査(体力測定:筋力、歩行等、行動特徴検査:音声、視線、運動)

⑥ 試料・情報の第三者への提供について
本研究で得られた身体機能検査および認知機能検査の結果は、個人情報を匿名化した形で日本IBMに提供し、日本IBMでデータ解析を行います。

⑦ 試料・情報の管理について責任を有する者
筑波大学医学医療系 精神医学 太田深秀

⑧ 研究機関名および研究責任者名
筑波大学医学医療系 精神医学 新井哲明

⑨ 本研究への参加を希望されない場合
患者さんやご家族が本研究への参加を希望されない場合は、下記の問い合わせ先へご連絡ください。すでに研究結果が公表されている場合など、ご希望に添えない場合もございます。

⑩ 問い合わせ連絡先
筑波大学附属病院:〒305-8576 茨城県つくば市天久保 2-1-1
所属・担当者名:筑波大学医学医療系 精神医学 根本清貴
電話:029-853-3182 (平日10~17時)

茨城県における若年性認知症の有病率・生活実態把握

① 研究の目的

わが国の若年性認知症の有病者数は、平成18年度〜20年度に実施された全国調査によって3.78万人(18歳〜64歳人口における10万対患者数は47.6人)と推計されている。しかし、同調査が実施されてからすでに10年の歳月が流れ、この間に若年性認知症に対する国民の意識は大きく変化した。また、若年性認知症に対する保健や医療、福祉、介護、生活支援、就労支援、家族支援などのサービス提供状況もこの間に大きく変化している。こうした変化は人々の若年性認知症への認識を高め、若年性認知症の有病率に影響を及ぼしている。わが国の今日の若年性認知症の有病率・有病者数を明らかにするとともに、若年性認知症の本人・家族介護者の生活実態を明らかにすることによって,今後のわが国の若年性認知症施策の策定・実施に資する基礎的な資料を得ることを目的とする。

② 研究対象者

2019 年 3 月 31 日までに茨城県内の医療・介護・障害関係の機関にかかった患者さん

③ 研究期間:倫理審査委員会承認後~平成35年3月31日まで

④ 研究の方法

18歳以上65歳未満の期間に発症した若年性認知症患者の受診や利用の可能性がある、茨城県内の医療・介護・障害関係等の機関の施設担当者を対象に若年性認知症患者の有無などについてアンケート調査を行う。

⑤ 試料・情報の項目

診療記録(年齢、性別、生年月、発症年月、現在の処遇について)

⑥ 試料・情報の第三者への提供について

収集したデータは匿名化された上で、筑波大学から東京都健康長寿医療センター研究所に提供され、東京都健康長寿医療センター研究所が責任をもってパスワードをかけたPCで保管・管理する。

⑦ 試料・情報の管理について責任を有する者

筑波大学内情報管理責任者:医学医療系臨床研究域 精神医学 太田深秀

⑧ 研究機関名および研究責任者名

筑波大学附属病院 医学医療系臨床研究域 精神医学          組織代表者:新井哲明

東京都健康長寿医療センター研究所  組織代表者 : 粟田主一

大阪大学大学院医学系研究科・情報統合医学講座・精神医学分野   組織代表者:池田学

愛媛大学医学系研究科 地域健康システム看護学講座老年精神地域包括ケア学

組織代表者:谷向 知

新潟大学・脳研究所  組織代表者:池内 健

認知症介護研究・研修大府センター  組織代表者:小長谷陽子

山形大学・高次機能障害学   組織代表者:鈴木匡子

福島県立医科大学  組織代表者:川勝 忍

久留米大学医学研究科・バイオ統計センター   組織代表者:角間辰之

⑨ 問い合わせ連絡先

本試験の責任医師:新井哲明      (精神神経科・教授)

連絡先:筑波大学附属病院

住所:〒305-8576 茨城県つくば市天久保 2-1-1

電話:029-853-3182(場所、平日9:00~17:00、精神神経科)

認知症を対象としたMRIデータと臨床情報との比較検討

① 研究の目的

本研究では、頭部MRIデータを画像統計解析などの手法を用いて解析し認知症疾患の生物学的マーカーとなる客観的指標を探索することを目的としている。

② 研究対象者

例:2012年11月1日から2024年3月31日までに当院物忘れ外来を受診した患者様

③ 研究期間:倫理審査委員会承認後〜2025年3月31日まで

④ 研究の方法

日常臨床で撮像されたMRIデータを画像統計解析などの手法を用いて解析し、認知症各疾患に特徴的な局所性脳変化の有無の検討、および重症度との関連を明らかにする。

⑤ 試料・情報の項目(具体的に記載すること)

頭部MRI、および発達歴、教育歴、現病歴、既往歴、内服薬、血液検査結果、        認知機能検査などの診療記録。

⑥ 試料・情報の第三者への提供について(該当する場合は記載)

資料情報が第三者へ提供されることはありません。

⑦ 試料・情報の管理について責任を有する者

筑波大学附属病院 医学医療系臨床研究域 精神医学   教授:新井哲明

⑧ 本研究への参加を希望されない場合

患者さんやご家族が本研究への参加を希望されず、試料・情報の利用又は提供の停止を希望される場合は、下記の問い合わせ先へご連絡ください。すでに研究結果が公表されている場合など、ご希望に添えない場合もございます。

⑩ 問い合わせ連絡先

本試験の責任医師:新井哲明      (精神神経科・教授)

連絡先:筑波大学附属病院

住所:〒305-8576 茨城県つくば市天久保 2-1-1

電話:029-853-3182(場所、平日9:00~17:00、精神神経科)

認知症による健康起因交通事故撲滅のための医工連携研究

① 研究の目的

警視庁交通局の資料によると、最近の交通事故の年齢別件数の特徴として高齢者の割合が急速に増加しています。今後も高齢社会の進行に伴い、高齢者の交通事故のさらなる増加が予想されています。国土交通省が進める先進安全自動車推進計画(ASV)においても、ドライバー異常時対応システムの必要性が盛り込まれました。しかし、ドライバー異常運転検知技術を開発するために必要な、認知症に関連した異常運転に関わるデータがなく、このデータを取得することが急務となっています。当研究では健康起因事故の主な対象疾患である認知機能障害患者がドライビングシミュレーター(DS)を運転した時の生体・生理データ、運転操作データ、顔画像データ等を収集し、データベースを構築することを目的としています。

② 研究対象者

20-85歳でこれまでに認知機能障害の診断を受けたことがない方。

③ 研究期間:倫理審査委員会承認後~令和4年3月31日まで

④ 研究の方法

検査を希望された被験者様にDSを運転してもらい、また簡単な認知機能検査、心理検査、身体機能質問紙、歩行計測、音声計測なども受けていただきます。同意が得られた方には自宅内での歩行、睡眠状況等活動データについても記録させていただきます。

御関心のある方には詳しい説明をいたしますので下記にご連絡ください

  • 申込方法

電話かE-mailにて受付

E-mailの場合:①名前 ②性別 ③年齢 ④住所 ⑤電話番号(携帯可)を明記のうえお申込みください

  • 申込・お問合せ

筑波大学医学医療系精神医学(茨城県つくば市天王台1−1−1)

担当者:渋澤・宮本

電話番号:029-853-3182(平日午前9時~午後5時)
E-mail: brain@tsukuba-psychiatry.com

レビー小体型認知症の診断における、脳ドパミントランスポーターシンチグラフィー、MIBG心筋シンチグラフィー、脳血流SPECTの関連についての検討

    • 本研究の意義

レビー小体型認知症は、アルツハイマー型認知症に次いで多い認知症です。レビー小体型認知症の診断のためには、脳のドパミン神経の状態を検査(脳ドパミントランスポーターシンチグラフィー)、心臓の交感神経の機能をみる検査(MIBG心筋シンチグラフィー)、脳の血流を評価する検査(脳血流SPECT)での検査が必要とされています。脳のドパミン神経の状態をみる検査(脳ドパミントランスポーターシンチグラフィー) は、本邦では2014年1月に発売されたばかりで、十分な知見は未だありません。また、これらの3種の画像検査の関連性についての研究は少ないのが現状です。

    • 本研究の目的

本研究では、レビー小体型認知症の診断において、脳のドパミン神経の状態をみる検査(脳ドパミントランスポーターシンチグラフィー)、心臓の交感神経の機能をみる検査(MIBG心筋シンチグラフィー)、脳の血流を評価する検査(脳血流SPECT)、これら3種の画像検査の関連性を検討します。また患者さんの背景や症状によって、その関連性に変化があるかどうかも併せて検討します。

    • 研究の方法
      • 対象

2013年4月1日から2015年6月31日までに当院精神神経科を受診し、レビー小体型認知症を疑われ、脳ドパミントランスポーターシンチグラフィー、MIBG心筋シンチグラフィー、Tc-99m ECD脳血流SPECT検査を施行された方々を対象とします。

      • 調査項目

患者さんの年齢、性別、症状、認知機能検査(Mini-Mental State Examination; MMSE、改訂 長谷川式簡易知能評価スケール;HDS-R)、頭部MRI、脳ドパミントランスポーターシンチグラフィー、MIBG心筋シンチグラフィー、脳血流SPECT検査を調査項目とします。また、通常診療における各種検査で得られたデータを解析します。

    • 研究機関・研究者名

筑波大学附属病院精神神経科准教授・新井哲明および病院講師・塚田恵鯉子がこの研究を行います。

    • 個人情報に関する利用目的

本研究で取り扱う個人情報は、本研究の解析目的にのみ使用し、それ以外には用いません。また、研究結果を学会・論文発表する際には個人を該当できる情報は用いません。

    • 個人情報の開示手続きおよびお問い合わせ

本研究に関する問い合わせがございましたら、

筑波大学医学医療系精神医学
〒305-8576茨城県つくば市天久保2丁目1番地1
電話:029-853-3182 (筑波大学医学医療系精神医学 精神科ステーション
)(平日9:00-17:00)

精神神経科 病院講師 塚田恵鯉子に、ご連絡くださいますようお願いします。

精神科医療の普及と教育に対するガイドラインの効果に関する研究

【研究計画名】 精神科医療の普及と教育に対するガイドラインの効果に関する研究
【研究代表者】 国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所精神疾患病態研究部 橋本亮太
【研究責任者】 国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所精神疾患病態研究部 橋本亮太
【本研究の目的及び意義】
医療が目覚しく進歩した現代社会においても、こころの病は患者さまの苦しみはもちろんのこと、社会に及ぼす影響も大きいことが知られています。病気等の寿命短縮年数と生活障害をおよぼす健康寿命の合計した健康被害の指標(障害調整生命年disability adjusted life years DALY)によると、日本のDALYでは精神疾患は19%と第一位であり、がん(18%)、心血管障害(16%)と続き、自殺も4%を占めています。精神疾患の診断や治療に関する研究が進められ、そのエビデンスに基づく診療ガイドラインも作成されていますが、それが実地臨床に反映され、役立っているかどうかについてはまだ十分にわかっていません。そこで本研究においては、精神科における診療ガイドラインの講習を行い、その医療機関における治療に影響を与えるかどうかについての検討を行い、精神科医療の普及と教育に対するガイドラインの効果を検証し、より適切な治療が広く行われることを目的としております。
共同研究機関にデータを提供する場合には、匿名化した情報を、パスワードをかけた電子ファイルを用いて電子的配信等の方法で提供します。対応表は、研究責任者が保管・管理します。

【本研究の実施方法及び参加いただく期間】
対象となる方
2016年4月1日より2027年3月31日までの間に、本研究参加機関(以下共同研究機関および研究協力機関を参照)の精神科(例:国立精神・神経医療研究センター病院精神科)で精神疾患の治療を受けた方

利用する試料・情報等
試料:利用しません
情報等:診療録(一般診療で行う範囲内の情報であり、年齢、性別、診断、重症度の基本情報、処方データ、治療方法、症状データ)※氏名や電話番号は含まれません

研究期間
2022年6月7日から2027年3月31日まで

なお、本研究は、本研究の先行研究である「精神科医療の普及と教育に対するガイドラインの効果に関する研究」(B2020-106)を、「生命科学・医学指針」に従った研究計画に変更したものであり、先行研究にて収集した情報(上記の利用する情報等と一致した診療録からの情報及び研究被験者である精神科医の年齢、性別、精神科医歴、ガイドラインの受講歴、理解度、満足度、実践度の情報)の提供を受けて本研究を実施します。

【共同研究機関】
国立精神・神経医療研究センター病院・橋本亮太(研究代表者)
九州大学大学院医学研究院 神経画像解析学講座・鬼塚俊明
国立国際医療研究センター国府台病院・宇佐美政英
東京大学医学部附属病院 精神神経科・市橋香代
社会医療法人如月会 若草病院・水野謙太郎
かつもとメンタルクリニック・勝元榮一
横浜市立大学附属病院・浅見剛
横浜市立大学市民総合医療センター・六本木知秀
兵庫医科大学病院 精神科神経科・山田恒
JA三重厚生連 鈴鹿厚生病院・山村哲史
鳥取大学 医学部 脳神経医科学講座精神行動医学分野・岩田正明
山梨県立北病院・宮田量治
医療法人フォスター 生きる育む輝くメンタルクリニック 梅田本院・安田由華
医療法人松崎病院豊橋こころのケアセンター・竹澤健司
岩手医科大学 医学部 神経精神科学講座・福本健太郎
国立病院機構琉球病院・久保彩子
独立行政法人国立病院機構榊原病院・村田昌彦
新潟大学 大学院医歯学総合研究科 精神医学分野・福井直樹
秋田大学大学院医学系研究科 精神科学講座・竹島 正浩
獨協医科大学病院・古郡規雄
神奈川県立精神医療センター・田口寿子
岐阜大学医学部附属病院 精神科・大井一高
琵琶湖病院・石田展弥
東京女子医科大学 医学部 精神医学講座・榎本幸輔
大阪大学医学部附属病院 神経科・精神科・藤本美智子
愛媛大学大学院医学系研究科 精神神経科学講座・伊賀淳一
京都大学医学部附属病院 精神科神経科・諏訪太朗
学校法人 東邦大学 医学部 精神神経医学講座・根本隆洋
名古屋大学 大学院医学系研究科 精神医学分野・尾崎紀夫
北里研究所 北里大学医学部精神科学・稲田健
東北大学病院 精神科・小松浩
金沢医科大学 精神神経科学・長澤達也
奈良県立医科大学 精神医学講座・牧之段学
山口大学医学部附属病院 精神科神経科・萩原康輔
弘前大学医学部附属病院 神経科精神科・橋本浩二郎
神戸大学大学院 医学研究科 精神医学分野・蓬莱政
慶應義塾大学 医学部 ヒルズ未来予防医療・ウェルネス共同研究講座・岸本泰士郎
信州大学 医学部附属病院 精神科・中村敏範
杏林大学 医学部 精神神経科学・渡邊衡一郎
産業医科大学 ・池ノ内 篤子
昭和大学 医学部 精神医学講座・山田浩樹
筑波大学附属病院 医学医療系 臨床医学域 精神神経・新井哲明
日本大学 医学部精神医学系・金子宣之
北海道大学大学院医学研究科 神経病態学講座精神医学分野・橋本直樹
滋賀医科大学 精神医学講座・藤井久彌子
東京医科大学 精神医学分野・井上猛
徳島大学医学部医歯薬学研究部 精神医学分野・沼田周助
富山大学附属病院 神経精神科・古市厚志
福岡大学 医学部精神医学教室・川嵜弘詔
福井大学医学部附属病院 神経科精神科・上野幹二
東京都立多摩総合医療センター 精神神経科・玉井眞一郎
日本医科大学 精神医学教室・内山翔太郎
社会医療法人北斗会さわ病院・渡邊治夫
近畿大学病院 精神神経科・柳雅也
自治医科大学 精神医学講座・岡田剛史
東海大学 医学部 総合診療学系 精神科学・山本賢司
浜松大学医学部附属病院 精神科神経科・和久田智靖
東京慈恵会医科大学 精神医学講座・小高文聰
琉球大学大学院医学研究科精神病態医学講座・高江洲義和
医療法人杏和会阪南病院・松島章晃
山形大学医学部附属病院・白田稔則

【研究協力機関】
公益財団法人 正光会 宇和島病院・長岡 大文 医員
公益財団法人 正光会 今治病院・久門 啓志 医員
一般財団法人 創精会 松山記念病院・松本 優 医員
医療法人積愛会 横浜舞岡病院・隈本朝喜 医師
公益財団法人復康会 沼津中央病院・長谷川花 診療部長
医療法人研水会 平塚病院・松島健 医師
医療法人 誠心会 神奈川病院・佐伯隆史 病院長
公益財団法人 積善会 曽我病院・山口隆之 副院長
八戸赤十字病院・水谷 歩未 部長
岩手県立一戸病院・郷内 真己 医師
医療法人清仁会 のぞみの丘ホスピタル・児玉 佳也 院長
医療法人 香風会 黒野病院・玉木 吉郎 理事長
社会医療法人聖泉会 聖十字病院・田伏 英晶 院長
社会医療法人 緑峰会 養南病院・関谷 道晴 院長
医療法人 杏野会 各務原病院・天野 宏一 院長
医療法人清澄会 不破ノ関病院・岩戸 敏廣 院長
医療法人積仁会 岡部病院 ・嶋田 貴充 医員
医療法人 敦賀温泉病院・記村 康平 医員
医療法人社団浅ノ川  桜ヶ丘病院 ・大嶋 一彰 医員
一部事務組合下北医療センター むつ総合病院・柞木田なつみ 副部長
日本赤十字社 長野赤十字病院・今野 雅隆 医師
社会医療法人栗山会 飯田病院・原田 喜比古 精神科医師
医療法人聖峰会 佐藤病院  ・浅井 由佳 医師
医療法人鶴賀会 鶴賀病院・高橋 翔 医師
医療法人 篠ノ井橋病院・美谷島 真理子 医師
長野県立こころの医療センター駒ケ根・藤井 義之 医監
新潟県立精神医療センター・宮下真子 精神科医師
魚沼基幹病院・坂上仁 精神科医師
新潟県立新発田病院・上馬塲伸始 精神科医師
黒川病院・三上剛明  精神科医師
独立行政法人国立病院機構さいがた医療センター・深石翔 精神科医師
新潟市民病院・常山暢人 精神科医師
医療法人内海慈仁会 姫路北病院・西野 直樹 院長
兵庫県立 淡路医療センター・俵 崇記 精神科部長
医療法人樹光会 大村病院・中島 貴也 副院長
石郷岡病院・石郷岡純 理事長
独立行政法人 地域医療機能推進機構 東京新宿メディカルセンター・黒沢顕三 部長
徳島県立中央病院・大森隆史 部長
天理よろづ相談所病院「憩の家」白川分院・橋本和典 部長
独立行政法人国立病院機構 やまと精神医療センター・井上眞 副院長
三重県立こころの医療センター・森川将行 院長
公益財団法人復光会 垂水病院   ・山本訓也 院長
医療法人爽神堂 七山病院・本多義治 院長
奈良県総合医療センター・上村秀樹 部長
万葉クリニック・南尚希 院長
菊川市立総合病院・大城将也 診療科長
医療法人 十全会 聖明病院・古川愛造 院長
医療法人 好生会 三方原病院・前田剛志 医局長
聖隷三方原病院・西村克彦 診療部長
医療法人社団種光会朝山病院・野島秀哲 副院長
静岡県立こころの医療センター・村上直人 院長
医療法人社団凛和会 藤枝駿府病院・田中賢司 院長
医療法人社団澤記念会神経科浜松病院・田中純二 副院長
京ヶ峰岡田病院・岡田京子 副院長
医療法人社団厚仁会 秦野厚生病院・坂井 喜郎 院長
特定医療法人青山信愛会 新津信愛病院・飯田 諭宜 医師
医療法人興生会 相模台病院・石井 達範 部長
医療法人社団博奉会 相模ヶ丘病院・吉林 利文 医師
栃木県立岡本台病院・横山沙安也 医師
公立豊岡病院組合立 豊岡病院・川島啓嗣 医長
日本赤十字社 大阪赤十字病院・和田央 精神神経科部長
地方独立行政法人大阪府立病院機構 大阪急性期・総合医療センター・松永 秀典 主任部長
地方独立行政法人 大阪府立病院機構 大阪精神医療センター・岩田 和彦 院長
医療法人聖和錦秀会 阪和いずみ病院・湯 久浩 院長
医療法人清風会 茨木病院・髙橋 大輔 理事長、院長
医療法人松柏会 榎坂病院 ・越智 直哉 副院長
和泉丘病院・尾﨑 哲 院長
日本生命病院・高橋 励 部長
福岡県立精神医療センター太宰府病院・小嶋享二 院長
白石保養院・道塩和久 院長
医療法人祥風会 甘木病院・吉良健太郎 院長
医療法人社団自由が丘 自由が丘病院・平原信雄 院長
医療法人恵愛会 福間病院・藤永 拓朗 院長
医療法人泯江堂 油山病院・入澤誠 院長
医療法人社団豊永会 飯塚記念病院・豊永武一郎 院長
医療法人社団新光会 不知火病院・松下満彦 院長
医療法人社団緑風会 水戸病院・田中謙太郎 院長
医療法人十全会 おおりん病院  ・石橋正彦 院長
医療法人唐虹会 虹と海のホスピタル・進藤太郎 院長
医療法人恵和会 田川慈恵病院・田中真理子 院長
社会医療法人仁厚会・社会福祉法人敬仁会グループ 医療福祉センター倉吉病院・松村博史 副院長
南部町国民健康保険 西伯病院・三浦明彦 精神科副部長
松江市立病院・小野浩太 医師
島根県立こころの医療センター・高尾碧 医長
医療法人コスモ会 奥出雲コスモ病院・今岡大輔 医師
明和会医療福祉センター 渡辺病院・王紅欣 医員
独立行政法人国立病院機構 帯広病院・本間 裕士 病院長
市立札幌病院・松永 力 精神科医長
市立稚内病院・堀之内 徹 精神神経科医長
岩見沢市立総合病院・清水祐輔 精神神経科診療部長
JA北海道厚生連 倶知安厚生病院・土田 正一郎 診療部長
山口県立こころの医療センター・兼行浩史 院長
医療法人 光の会 重本病院・高松範雄 診療部長
医療法人清和会 吉南病院・綿貫俊夫 院長
医療法人 水の木会 下関病院・水木 寛 理事長・院長
医療法人若草会 小郡まきはら病院 ・西村 理 副院長
医療法人財団厚生協会 東京足立病院・田中邦明 院長
医療法人社団慶神会 武田病院・武田龍太郎 院長
公益社団法人 井之頭病院・藤代真希子 医員
社会福祉法人 恩賜財団 済生会横浜市東部病院・辻野尚久 部長
医療法人優なぎ会 雁の巣病院・熊谷 雅之 病院長
独立行政法人 国立病院機構 肥前精神医療センター・上野 雄文 臨床研究部長
地方独立行政法人 福岡市立病院機構 福岡市立こども病院・宮崎 仁 医長
独立行政法人 国立病院機構 小倉医療センター・磯村 周一 医長
独立行政法人 国立病院機構 九州医療センター・石川 謙介 医長
飯塚病院・光安 博志 部長
地方医療支援病院 医療法人聖峰会 田主丸中央病院・鬼塚 一郎 病院長
医療法人財団 友朋会 嬉野温泉病院・中川 龍治 病院長
国見台病院・岩舘敏晴  院長
仙台市立病院・佐藤博俊 精神科部長
独立行政法人国立病院機構花巻病院・伊藤文晃 医療部長
市立室蘭総合病院・上川 康友 精神科医長
独立行政法人国立病院機構 北海道医療センター・岡 松彦 精神科医長
(特定)医療法人社団 林下病院・林下 善行 精神科医長
北海道立向陽ヶ丘病院・三上 敦大 病院長
医療法人有恒会 こだまホスピタル・菊地佑樹 診療部長
東北福祉大学 せんだんホスピタル・北川佳奈 医師
市立釧路総合病院・北川寛 精神神経科 部長
医療法人髙仁会 戸田病院・髙橋 太郎 院長
独立行政法人 国立病院機構 東尾張病院・西岡和郎 院長
医療法人 成精会 刈谷病院・垣田泰宏 院長
愛知県精神医療センター・粉川 進 院長
医療法人 八誠会 もりやま総合心療病院・岩井 清 院長
医療法人交正会 笠寺精治寮病院・竹谷一雄 院長
特定医療法人共和会 共和病院・山本直彦 院長
医療法人義興会 可知記念病院・村田善晴 院長
医療法人 豊和会 南豊田病院・所 達也 院長
医療法人 愛精会 あいせい紀年病院・杉浦秀雄 院長
医療法人 交正会 精治寮病院・川合一嘉 院長
医療法人 北勢会 北勢病院 ・山田嘉昭 院長
医療法人仁精会 三河病院・大賀 肇 院長
医療法人生生会 松蔭病院・鈴木國文 院長
総合心療センターひなが・森 厚 院長
医療法人資生会 八事病院・水谷 浩明 院長
医療法人社団青木末次郎記念会 相州病院・西本 雅彦 副院長
医療法人澄鈴会 箕面神経サナトリウム・清田 吉和 院長
独立行政法人国立病院機構 大阪医療センター・田宮 裕子 科長
社会福祉法人天心会 小阪病院・東 司 理事長・院長
医療法人河﨑会 水間病院・河﨑 建人 理事長・院長
兵庫県立ひょうごこころの医療センター・田中究  院長
特定医療法人恵風会 高岡病院・長尾卓夫 理事長・院長
長浜赤十字病院・西泰孝 精神科部医師
医療法人隣善会 西条道前病院・佐々木 朗 院長
医療法人誓生会 松風病院・森野 日出緒 院長
日本赤十字社今津赤十字病院・勝冶 一夫 精神科部長
特定医療法人天臣会松尾病院・松尾典夫 院長
医療法人社団うら梅の郷会 朝倉記念病院・林道彦 理事長
医療法人清陵会 南ヶ丘病院・小原尚利 院長
公益社団法人 岐阜病院・鈴木祐一郎 院長
医療法人和泉会 いずみ病院・高江洲義英 理事長
東京都立小児総合医療センター・長岡 和磨 医員
独立行政法人国立病院機構 小諸高原病院・村杉謙次 院長
公益財団法人リヴィーズ HANAZONOホスピタル・山角 圭 常勤医師
医療法人新生会 豊後荘病院・森博昭 院長
公益財団法人 鹿島病院・高濱浩輔 院長
滝川市立病院・梅本由佳 精神科医長
町立八雲総合病院・熊谷智 精神神経科医長
日本赤十字社 諏訪赤十字病院・渡邊純 第一精神科医 医師
医療法人和心会 松南病院・福永宏隆 精神科医
医療法人社団透友会 大栄病院・髙橋翔 精神科医
医療法人社団康心会 湘南さくら病院・櫻井 秀樹 常勤医師
独立行政法人国立病院機構 横浜医療センター・斎藤聖 精神科部長
一般社団法人安田博愛会 安田病院・安田重 院長
社会医療法人二本松会 山形さくら町病院・江口拓也 院長
医療法人鴻池会 秋津鴻池病院・西川 章代 医員
富山県立中央病院・野原 茂 精神科部長
医療法人横田会 向陽台病院・比江島誠人 院長
特定医療法人南山会峡西病院・川崎洋介 院長
地方独立行政法人 東京都健康長寿医療センター・古田 光 精神科部長
大館市立総合病院・佐藤靖 部長
一般財団法人愛成会 弘前愛成会病院・田崎 博一 院長
新潟県厚生農業協同組合連合会 真野みずほ病院・神林昂宏 医長
市立秋田総合病院・内藤信吾 精神科科長 兼 認知症疾患医療センター長
特定医療法人荘和会 菅原病院・菅原和彦 院長
医療法人緑光会 東松山病院・田巻 龍生 院長
医療法人財団緑雲会 多摩病院・持田 政彦 院長
医療法人財団厚生協会 大泉病院・冨田 真幸 副院長
医療法人財団岩尾会 東京海道病院・室 愛子 院長
医療法人永寿会 恩方病院・堤 祐一郎 院長
社会福祉法人 桜ヶ丘社会事業協会 桜ヶ丘記念病院・岩下 覚 院長
医療法人財団青渓会 駒木野病院・田 亮介 副院長
医療法人くすのき会 南飯能病院・角田 健一 院長
富山市立富山市民病院・坂本和巳 医師
宮城県立精神医療センター・上田一気 主任医長
医療法人社団 天紀会 こころのホスピタル町田・小石澤 学 理事長
医療法人社団欣助会 吉祥寺病院・中野辰憲 病棟医長
医療法人社団 向陽会 向陽病院・山口健也 院長
医療法人学而会 木村病院・渡邉博幸 院長
シナプス埼玉精神神経センター・丸木努 副院長
NTT東日本関東病院・大路友惇 部長
水海道厚生病院・河合伸念 院長
三田記念病院・遠藤 仁 医師
秋田回生会病院・齋藤英知 科長
能代厚生医療センター・松本康宏 院長
岐阜南病院・鈴木泉 理事長・院長
十全ユリノキ病院・武田直也 院長
財団新居浜病院・西谷周作 院長
公益財団法人積善会 日向台病院・長谷川 吉生,院長
湘南病院・大滝 紀宏,院長
港北病院・山口 哲顕,院長
あさひの丘病院・福島 端,院長
天竜病院・山村淳一・児童精神科部長
神奈川県立こども医療センター・山本恭平 児童精神科医長
医療法人 社団 輔仁会 田崎病院・島袋盛洋 院長
医療法人 タピック 宮里病院・川崎俊彦 院長
医療法人 博寿会 もとぶ記念病院・高石利博 院長
特定医療法人朋友会 石金病院・石金 朋人 病院長
藤沢病院・金子 雄二郎,医局長
医療法人日明会 日明病院・北原潤一 院長

○問い合わせ窓口
国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所
所属 精神疾患病態研究部  氏名 橋本亮太
電話番号 042-341-2711(代表)
e-mail:ryotahashimoto55※ncnp.go.jp(「※」を「@」に変更ください。)
○苦情窓口
国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター 倫理委員会事務局
e-mail:ml_rinrijimu※ncnp.go.jp(「※」を「@」に変更ください。)

精神疾患合併妊婦の周産期における病状悪化リスクの検討

①本研究の意義・目的

当院は、茨城県では唯一の産科および精神科の入院施設がある病院です。このため、茨城県内でこころの病を抱えた方が妊娠された場合、ほとんどの方が当院で出産されます。現在、当院では、こころの病がある妊婦さんは全例、精神神経科も関わらせていただいており、出産後1ヶ月にいたるまで、妊産婦さんのこころのケアを行っています。今回、私達は、こころの病を合併した妊婦さんに対してより適切な支援を可能とするために、妊娠出産においてどのようなことに気をつけるべきか調査することとしました。

②研究の方法、対象

平成27年1月以降に当院産婦人科で出産した妊婦さんのうち、こころの病(うつ病など)を合併し、かつ、妊娠経過中に当院当科の診察を受けた方です。

③調査内容

診療録から、精神神経科で診察させていただいた時点での向精神薬の使用状況、出産時の向精神薬の使用状況、妊娠期間中の精神状態が悪化したかどうか、出産時に産科的なトラブルがなかったか、出産後の精神状態に変化があったかを調査します。

④研究機関・研究者名

筑波大学附属病院精神神経科准教授・根本清貴がこの研究を行います。

⑤個人情報に関する利用目的

本研究で取り扱う個人情報は集計し、本研究の解析目的にのみ使用し、それ以外には用いません。なお、個人情報は匿名化されたうえで安全に管理され、個人が識別されることはありません。

⑥研究への参加を希望しない場合

研究への参加を希望しない場合、下記問合せ先にご連絡ください

⑦個人情報の開示手続きおよびお問い合わせ

本研究に関する問い合わせがございましたら、筑波大学医学医療系精神医学までご連絡くださいますようお願いします。

⑧問い合わせ先

筑波大学医学医療系精神医学 電話:029-853-3182

筑波大学医学医療系精神医学と東京都立松沢病院精神科での「神経病理診断の適正化に関するに関する研究」に関して

①本研究の意義

病理解剖は、亡くなられた患者の病因や病態を究明するための最終的な手段としてその重要性は高く、医学研究の進歩と公衆衛生の観点からも不可欠な行為です。また臓器の一部を死後長期間保存することがあります。医科学の進歩は日進月歩であり病理解剖後数十年して新たな知見がわかることがありますので、病理解剖時点において病因が推定不可能なことも時としてあります。
東京都立松沢病院にて病理解剖で得られた検体試料を用いて、東京都立松沢病院精神科と共同研究を下記の通り実施する予定でありますので、ホームページにて公表をいたしました。東京都立松沢病院では、亡くなられた患者様のご遺族の篤志によるご承諾のもと死体解剖保存法に基づいた病理解剖・保存を行っております。その取扱いに関しましては、法を遵守し亡くなられた方に対する倫理的側面を十分に配慮しております。平成元年1月1日から平成28年12月31日までの間に東京都立松沢病院にて亡くなられたご親族の病理解剖をご承諾されたご遺族で、本研究への病理標本の使用を望まれない方がおられましたら下記連絡先までご連絡ください。

②具体的な研究の進め方

      • 患者様の診療録と病理標本の再調査を行います。
      • 匿名化された情報を元に統計解析を行います(個人情報が特定されることは一切ございません)

③共同研究者

松沢病院 精神科 新里和弘

④連絡先

筑波大学附属病院精神神経科 新井哲明教授 東晋二講師
住所:〒305-8576 茨城県つくば市天久保 2-1- 1
電話:029-853-3182(筑波大学医学医療系精神医学 精神科ステーション、平日9:00~17:00)
029-853-3525(筑波大学附属病院防災センター、上記以外の時間帯では精神神経科の医師を呼び出してください)

被災関連自殺ハイリスク者の実態とこころのケアのニーズ調査研究

①本研究の意義

茨城県は、東日本大震災において 24 人の死亡者と 14 万世帯以上の住宅損壊被害を受けた、岩手・宮城・福島県につぐ第4の被災県です。そこで本県においても、被災者の心のケアが中長期的に重要です。復興の中長期においては、大多数の住民が被災の問題から立ち直る一方で、少数の被災者がむしろ精神疾患のハイリスクとなりますが、この実態の調査研究は多くありません。本県でも、沿岸被災市町村における自殺・精神障害のハイリスク者の中長期の被災ストレスの影響やニーズの把握などの実態調査は行われていません。

②本研究の目的

本研究では、被災関連自殺ハイリスク者の実態とニーズを調査することにより、被災地の中長期のこころのケアの具体的な指針を得ることを目的に、県内精神科医療機関・保健所の通院・来談患者の実態と病歴調査、ならびに保健所等の聞き取り調査研究を実施いたします。このうち大学附属病院では、事務員、外来主治医、コメディカルの方向けのアンケート調査と、それに基づいた対象となる患者様の症状経過を主治医がカルテを参照しアンケートに答える個別アンケート調査を実施いたします。

③研究の方法

対象: 2011 年 3 月 11 日以降に当院精神神経科を受診された患者さんで、精神症状に震災ストレスの影響があると当科の主治医が判断した方です。

調査項目: そうした患者さんの数をまず病院事務、主治医、コメディカルにアンケート調査したうえ、該当する患者さんの年齢、性別、職業などの社会的属性と、診断、震災と症状経過の関連を主治医がカルテから調査し、集計します。県内の他の精神科医療機関、保健所にも同様の調査を行い、集計結果から県内の震災ストレスの精神疾患への影響とこころのケアのニーズを検討します。

④研究機関・研究者名

筑波大学附属病院精神神経科准教授・太刀川 弘和と講師 高橋 晶がこの研究を行います。

⑤個人情報に関する利用目的

本研究で取り扱う個人情報は集計し、本研究の解析目的にのみ使用し、それ以外には用いません。

⑥個人情報の開示手続きおよびお問い合わせ

本研究に関する問い合わせがございましたら、筑波大学医学医療系精神医学までご連絡くださいますようお願いします。(筑波大学医学医療系精神医学 電話:029-853-3182)

■ 常総市鬼怒川水害へのこころのケア活動に関する総合的研究

①本研究の意義

2015 年 9 月 10 日に発災した関東・東北豪雨に伴う常総市鬼怒川水害は、市役所を含む 40平方キロが洪水被害にあった東日本大震災以降最悪の災害です。我々筑波大学精神医学グループは、今回の災害に対して、茨城県こころのケアチーム、常総市こころの相談チームとして避難所巡回相談活動、茨城県認知症疾患センターチームとして高齢者の自宅訪問、さらに常総市保健センター健診の際に被健診者にアンケート調査を順次実施する様々なこころのケア活動を行いました。このように、大災害に関して発災直後から長期かつ総合的に関わった活動は我が国では類をみません。また水害は頻度が高い災害にも関わらず、災害後のメンタルヘルスの検討報告は多くありません。そこで、今回我々は、活動を総括し、メンタルヘルスの実態と支援活動の課題を明らかにする総合的研究を行うこととしました。

②本研究の目的

本研究では、大規模水害は、被災者、高齢者においてどのようなメンタルヘルスの影響をもたらしているか、発災から現在までのこころのケア活動が、どのように組織され、どのような影響を与えているか、について活動データを集約し、検証することを目指します。

③研究の方法

対象: 2015 年 9 月 10 日以降に我々が実施した活動で相談対象、健診対象となられた常総市住民の皆様です。

調査項目: 常総市、茨城県の協力を得て、以下の資料について名前、住所などの個人情報を

除いたデータを提供いただき、集計・分析します。

資料名 収集時期 収集地

茨城県こころのケアチームとして巡回相談した際の個票、日報、ならびに入力した DHMISS データ
2015 年 9 月 10 日~10 月 13 日
常総市避難所

常総市こころの相談として巡回相談した際の個票、日報、ならびに入力した DHMISS データ
2015 年 10 月 21 日~11 月 30 日
常総市避難所

茨城県認知症疾患医療センターチームが実施した高齢者訪問の訪問票、調査尺度
2015 年 10 月 9 日~2016 年 2 月 30 日
常総市全域

常総市保健センターが実施した健診の際、筑波大学が協力したこころの健診表
2015 年 10 月 1 日~12 月 31 日
常総市保健センター

常総市災害支援活動に際して、情報交換した支援関係者間のメールデータ
2015 年 9 月 10 日~16 年 12 月 31 日
筑波大学

結果から水害が住民に与えたメンタルヘルスの問題の影響とこころのケア活動の効果と課題について検討します。

④研究機関・研究者名

筑波大学附属病院精神神経科准教授・太刀川 弘和、新井哲明がこの研究を行います。

⑤個人情報に関する利用目的

本研究で取り扱うデータは個人情報が完全に消去された連結不可能匿名化の上で集計し、本研究の解析目的にのみ使用し、それ以外には用いません。

⑥個人情報の開示手続きおよびお問い合わせ

研究者は個人情報を得られないため、個人情報の開示はできませんが、本研究に関する問い合わせがございましたら、筑波大学医学医療系精神医学までご連絡くださいますようお願いします。(筑波大学医学医療系精神医学 電話:029-853-3182(平日10:00-16:00))

■健康増進計画「健康つくば21」アンケートの二次データ解析研究

①本研究の意義

われわれは、今後のつくば市の現実的なこころの健康の啓発普及施策を検討することを目的に、健康増進計画「健康つくば21」アンケートの集計データを統計的に解析する研究(研究課題名:健康増進計画「健康つくば21」アンケートの二次データ解析研究)を行いたいと思います。

②対象

平成 27 年 5 月につくば市健康増進計画「健康つくば21」アンケートにお答えいただいた皆様へ

③調査方法

方法は、匿名化されたアンケートの集計データをつくば市健康増進課から提供を受け、こころの健康力が全国に比してどの程度高いか、地域の絆と関係があるかなどを統計的に
分析するというものです。この研究では匿名化された集計データを用いるために、お答えいただいた個人の方を同定できず、アンケート返送の結果をもって、研究に同意をいただいた事といたします。

④問い合わせ

以上に関して、質問等ございましたら、以下にご連絡くだされば対応させていただきます。

精神神経科 准教授:太刀川 弘和(たちかわ ひろかず)

〒305-8755 つくば市天王台 1-1-1
TEL:029-853-3343, FAX:029-853-3343

認知症診断における言語検査の有用性の検証についての研究

① 研究の目的

近年、認知症は記憶障害のみならず様々な認知機能の障害を呈することが知られています。その中でも言語障害を前景とした患者さんがいることが知られ、そのために原発性進行性失語症との疾患概念が提唱され、2011年には国際診断基準も作成されました。原発性進行性失語症の多くはアルツハイマー病や前頭側頭葉変性症の患者さんです。そのためこの疾患概念は、記憶障害が出現する前に言語障害で発症した認知症の早期診断、早期治療に有用なものであるが、まだ十分な報告量がなく、診断基準の不備も指摘されています。

本研究では、上述の患者さんの言語障害の下位検査項目を詳細に検討することによって、より有用な診断項目や検査項目を検討し、患者さんの早期診断、早期治療に役立てる事を目的としています。

② 研究対象者

2013年4月1日から2024年3月31日までに当院精神神経科を受診された50才以上の患者さんで、頭部MRIもしくは脳血流SPECT検査を施行された方々のうち、アルツハイマー病や前頭側頭葉変性症と診断された方々の言語検査を解析対象とします。

③ 研究期間:

倫理審査委員会承認後〜2025年3月31日まで

④ 研究の方法

言語機能と臨床経過、脳画像結果を比較検討して、臨床診断の妥当性や、診断に有用な項目を検索します。

⑤ 試料・情報の項目(具体的に記載すること)

年齢、性別、認知機能検査(Mini-Mental State Examination; MMSE)、レーブン色彩マトリックス検査(Raven’s Coloured Progressive Matrices:RCPM)、前頭葉機能検査(Frontal assessment battery; FAB)、頭部MRI、脳血流SPECT画像、言語検査(標準失語症検査、失語症語彙検査、SALA失語症検査)

⑥ 研究機関名および研究責任者名

筑波大学附属病院精神神経科教授・新井哲明

⑦ 本研究への参加を希望されない場合

患者さんやご家族(ご遺族)が本研究への参加を希望されず、試料・情報の利用又は提供の停止を希望される場合は、下記の問い合わせ先へご連絡ください。すでに研究結果が公表されている場合など、ご希望に添えない場合もございます。

⑧ 問い合わせ連絡先

筑波大学附属病院:〒305-8576 茨城県つくば市天久保 2-1-1

所属・担当者名:筑波大学医学医療系精神医学 精神科ステーション 電話:029-853-3182 平日9:00-17:00 担当者 教授 新井 哲明

029-853-3525(筑波大学附属病院防災センター、上記以外の時間帯では精神神経科の医師を呼び出してください)

■後期高齢者脳血流SPECTデータベースの有用性の検証についての研究

①本研究の意義

近年、認知症の早期発見や鑑別診断を目的に、脳血流SPECTデータを、健常者と比較して客観的な血流低下部位を表示するソフトウェアが臨床で用いられています。しかし、これまで、それらのソフトウェアに搭載されている健常者データベースは70代前半までに限られていました。病院には75才以上の後期高齢者が受診することが多いため、75才以上のデータベースの開発が必要でした。我々は平成23年度から24年度にかけて「75才以上の健常後期高齢者の脳血流SPECTノーマルデータベース作成」研究により、75才以上の健常後期高齢者のノーマルデータベースを作成してきました。

②本研究の目的

本研究では、上記研究によって作成された75才以上の健常後期高齢者ノーマルデータベースを用いることで、後期高齢者のアルツハイマー型認知症の判別能が向上するかどうかを検討し、後期高齢者脳血流SPECTデータベースの有用性を検証します。

③研究の方法

      • 対象: 2012年4月1日から2014年4月30日までに当院精神神経科を受診された80才以上の患者さんで、脳血流SPECT検査を施行された方々です。アルツハイマー病と診断されているか、もしくは物忘れを心配されて受診されたものの、認知症はありませんと診断された方々の脳血流SPECTデータを解析対象とします。
      • 調査項目: 患者さんの年齢、性別、認知機能検査(Mini-Mental State Examination; MMSE)を調査し、脳血流SPECTデータを解析します。

④研究機関・研究者名

筑波大学附属病院精神神経科教授・朝田隆および講師・根本清貴がこの研究を行います。

⑤個人情報に関する利用目的

本研究で取り扱う個人情報は、本研究の解析目的にのみ使用し、それ以外には用いません。

⑥個人情報の開示手続きおよびお問い合わせ

本研究に関する問い合わせがございましたら、筑波大学医学医療系精神医学までご連絡くださいますようお願いします。(筑波大学医学医療系精神医学 電話:029-853-3182)