私たちは、医学の進歩に寄与すべく様々な臨床研究を行っております。

 

茨城県における若年性認知症の有病率・生活実態把握

① 研究の目的

わが国の若年性認知症の有病者数は、平成18年度〜20年度に実施された全国調査によって3.78万人(18歳〜64歳人口における10万対患者数は47.6人)と推計されている。しかし、同調査が実施されてからすでに10年の歳月が流れ、この間に若年性認知症に対する国民の意識は大きく変化した。また、若年性認知症に対する保健や医療、福祉、介護、生活支援、就労支援、家族支援などのサービス提供状況もこの間に大きく変化している。こうした変化は人々の若年性認知症への認識を高め、若年性認知症の有病率に影響を及ぼしている。わが国の今日の若年性認知症の有病率・有病者数を明らかにするとともに、若年性認知症の本人・家族介護者の生活実態を明らかにすることによって,今後のわが国の若年性認知症施策の策定・実施に資する基礎的な資料を得ることを目的とする。

② 研究対象者

2019 年 3 月 31 日までに茨城県内の医療・介護・障害関係の機関にかかった患者さん

③ 研究期間:倫理審査委員会承認後~平成35年3月31日まで

④ 研究の方法

18歳以上65歳未満の期間に発症した若年性認知症患者の受診や利用の可能性がある、茨城県内の医療・介護・障害関係等の機関の施設担当者を対象に若年性認知症患者の有無などについてアンケート調査を行う。

⑤ 試料・情報の項目

診療記録(年齢、性別、生年月、発症年月、現在の処遇について)

⑥ 試料・情報の第三者への提供について

収集したデータは匿名化された上で、筑波大学から東京都健康長寿医療センター研究所に提供され、東京都健康長寿医療センター研究所が責任をもってパスワードをかけたPCで保管・管理する。

⑦ 試料・情報の管理について責任を有する者

筑波大学内情報管理責任者:医学医療系臨床研究域 精神医学 太田深秀

⑧ 研究機関名および研究責任者名

筑波大学附属病院 医学医療系臨床研究域 精神医学          組織代表者:新井哲明

東京都健康長寿医療センター研究所  組織代表者 : 粟田主一

大阪大学大学院医学系研究科・情報統合医学講座・精神医学分野   組織代表者:池田学

愛媛大学医学系研究科 地域健康システム看護学講座老年精神地域包括ケア学

組織代表者:谷向 知

新潟大学・脳研究所  組織代表者:池内 健

認知症介護研究・研修大府センター  組織代表者:小長谷陽子

山形大学・高次機能障害学   組織代表者:鈴木匡子

福島県立医科大学  組織代表者:川勝 忍

久留米大学医学研究科・バイオ統計センター   組織代表者:角間辰之

⑨ 問い合わせ連絡先

本試験の責任医師:新井哲明      (精神神経科・教授)

連絡先:筑波大学附属病院

住所:〒305-8576 茨城県つくば市天久保 2-1-1

電話:029-853-3182(場所、平日9:00~17:00、精神神経科)

 

モバイル技術を活用した認知機能測定技術の評価

① 研究の目的

我が国における認知症の患者数推計では、認知症の患者数は約462万人、軽度認知機能障害(MCI) 該当者は約400万人といわれており、65歳以上の約4人に1人は認知症もしくはその予備群と推計されています。また、効果的な介入を行うためにはMCIの段階で介入を開始することが有効であるとされています。従来の認知症のスクリーニング方法としてはMRIなどの画像検査や心理検査が行われていますが、基本的には医療機関を受診している患者が対象です。このことから、より多くの方にスクリーニング検査を受けていただくための方法として、スマートフォンアプリケーションを用いた検査法の確立を目的としています。

② 研究対象者

55-90歳でこれまでに認知機能障害の診断を受けたことがない方。

③ 研究期間:倫理審査委員会承認後~2019年3月31日まで

④ 研究の方法

検査を希望された被験者様にスマートフォンアプリケーションを実施してもらい、また簡単な認知機能検査なども受けていただきます。

御関心のある方には詳しい説明をいたしますので下記にご連絡ください

  • 申込方法

電話かE-mailにて受付

E-mailの場合:①名前 ②性別 ③年齢 ④住所 ⑤電話番号(携帯可)を明記のうえお申込みください

  • 申込・お問合せ

筑波大学医学医療系精神医学(茨城県つくば市天王台1−1−1)

担当者:太田深秀

電話番号:029-853-3182(平日午前9時~午後5時)
E-mail: seishin@md.tsukuba.ac.jp

 

 

認知症を対象としたMRIデータと臨床情報との比較検討

 研究の目的

本研究では、頭部MRIデータを画像統計解析などの手法を用いて解析し認知症疾患の生物学的マーカーとなる客観的指標を探索することを目的としている。

② 研究対象者

2012年11月1日から2021年3月31日までに当院物忘れ外来を受診した50-90歳の患者様

③ 研究期間:倫理審査委員会承認後〜2022年3月31日まで

④ 研究の方法

日常臨床で撮像されたMRIデータを画像統計解析などの手法を用いて解析し、認知症各疾患に特徴的な局所性脳変化の有無の検討、および重症度との関連を明らかにする。

⑤ 試料・情報の項目

頭部MRI、および発達歴、教育歴、現病歴、既往歴、内服薬、血液検査結果、 認知機能検査などの診療記録。

⑥ 試料・情報の第三者への提供について

資料情報が第三者へ提供されることはありません。

⑦ 試料・情報の管理について責任を有する者

筑波大学附属病院 医学医療系臨床研究域 精神医学  教授:新井哲明

⑧ 本研究への参加を希望されない場合

患者さんやご家族が本研究への参加を希望されず、試料・情報の利用又は提供の停止を希望される場合は、下記の問い合わせ先へご連絡ください。すでに研究結果が公表されている場合など、ご希望に添えない場合もございます。

⑩ 問い合わせ連絡先

本試験の責任医師:新井哲明      (精神神経科・教授)

連絡先:筑波大学附属病院

住所:〒305-8576 茨城県つくば市天久保 2-1-1

電話:029-853-3182(場所、平日9:00~17:00、精神神経科)

 

 

認知症による健康起因交通事故撲滅のための医工連携研究開発コンソーシアム研究

① 研究の目的

警視庁交通局の資料によると、最近の交通事故の年齢別件数の特徴として高齢者の割合が急速に増加している。今後も高齢社会の進行に伴い、高齢者の交通事故のさらなる増加が予想されている。国土交通省が進める先進安全自動車推進計画(ASV)においても、ドライバー異常時対応システムの必要性が盛り込まれた。しかしながら、ドライバー異常運転検知技術を開発するために必要な、認知症に関連した異常運転に関わるデータがなく、このデータを取得することが急務である。当研究では健康起因事故の主な対象疾患である認知機能障害患者がドライビングシミュレーター(DS)を運転した時の生体・生理データ、運転操作データ、顔画像データ等を収集し、データベースを構築することを目的とする。

② 研究対象者

2020 年 3 月 31 日までに当院の物忘れ外来を受診した患者さん

③ 研究期間:倫理審査委員会承認後~平成34年3月31日まで

④ 研究の方法

50-85歳でアルツハイマー病、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症と診断を受けたことのある患者さん、および軽度認知障害と診断されており、運転免許を保有し、日常生活で車を運転する方を対象とする。また比較のため50-85歳でこれまでに認知機能障害の診断を受けたことがない方も対象とする。これらの対象者にDSを運転してもらい、また簡単な認知機能検査なども受けていただく。

 試料・情報の項目

血液、検査データ、頭部画像検査などの診療記録等

⑥ 試料・情報の第三者への提供について

収集したデータは顔画像データ以外は匿名化された上で、筑波大学から産業技術総合研究所(産総研)に提供され、産総研が責任をもって保管・管理する。顔画像は匿名化した後も個人の特定が可能なデータであるため、産総研に提供された後は産総研に管理責任者を置くとともにパスワードをかけたPCで管理する。

 試料・情報の管理について責任を有する者

筑波大学内情報管理責任者:医学医療系臨床研究域 精神医学 太田深秀

産総研情報管理責任者:産総研自動車ヒューマンファクター研究センター 小峰秀彦

 研究機関名および研究責任者名

東京大学新領域創成科学研究科        組織代表者:小竹元基

産業技術総合研究所                組織代表者:小峰秀彦

⑨ 本研究への参加を希望されない場合

患者さんやご家族が本研究への参加を希望されず、試料・情報の利用又は提供の停止を希望される場合は、下記の問い合わせ先へご連絡ください。すでに研究結果が公表されている場合など、ご希望に添えない場合もございます。

 問い合わせ連絡先

本試験の責任医師:新井哲明      (精神神経科・教授)

連絡先:筑波大学附属病院

住所:〒305-8576 茨城県つくば市天久保 2-1-1

電話:029-853-3182(場所、平日9:00~17:00、精神神経科)

 

 

摂食障害の入院患者における臨床像および治療経過に関する調査研究

    • 本研究の意義

摂食障害は、拒食や過食などの異常な食行動を特徴とする病気です。特に、神経性やせ症は「やせ願望」や「肥満恐怖」のため、必要な栄養が十分に摂取できずに低体重となり、身体的な合併症をおこし、重症例では死に至ることもあるため、総合病院での入院を必要とします。摂食障害の患者さんは慢性の経過をたどることも多く、重症化したり再入院を要したりすることも少なくありません。そこで、2016年より安全かつ確実に体重増加を行うための摂食障害入院患者に対する低栄養治療プログラムを導入しています。

    • 本研究の目的

筑波大学附属病院精神神経科に入院した摂食障害患者さんの治療経過を調査し、重症化や再入院となる原因を調査します。また、低栄養治療プログラム導入による治療効果についても検討します。

    • 研究の方法
      • 対象

2006年1月から2018年3月31日の期間に筑波大学附属病院精神神経科に入院した摂食障害の方々を対象とし、3年間を観察期間とします。

      • 調査項目

年齢、性別、入退院日、身長、体重、症状、初発年齢、生活歴(学歴、職歴)、社会背景)、病前気質、家族歴(家族構成、同居、家族の疾患)、既往歴、併存疾患、合併症、画像検査(頭部MRI)、血液検査、心理検査(EAT-26,EDI,PBI,TAS- 2,WAIS-ⅢまたはWISC-Ⅳ)

    • 研究機関・研究者名

筑波大学附属病院精神神経科教授・新井哲明、 病院講師・塚田恵鯉子がこの研究を行います。

    • 個人情報に関する利用目的

本研究で取り扱う個人情報は、本研究の解析目的にのみ使用し、それ以外には用いません。また、研究結果を学会・論文発表する際には個人を該当できる情報は用いません。

    • 個人情報の開示手続きおよびお問い合わせ

本研究に関する問い合わせがございましたら、

筑波大学医学医療系精神医学
〒305-8576茨城県つくば市天久保2丁目1番地1
電話:029-853-3182 (筑波大学医学医療系精神医学 精神科ステーション
)(平日9:00-17:00)

精神神経科 病院講師 塚田恵鯉子に、ご連絡くださいますようお願いします。

 

 

レビー小体型認知症の診断における、脳ドパミントランスポーターシンチグラフィー、MIBG心筋シンチグラフィー、脳血流SPECTの関連についての検討

    • 本研究の意義

レビー小体型認知症は、アルツハイマー型認知症に次いで多い認知症です。レビー小体型認知症の診断のためには、脳のドパミン神経の状態を検査(脳ドパミントランスポーターシンチグラフィー)、心臓の交感神経の機能をみる検査(MIBG心筋シンチグラフィー)、脳の血流を評価する検査(脳血流SPECT)での検査が必要とされています。脳のドパミン神経の状態をみる検査(脳ドパミントランスポーターシンチグラフィー) は、本邦では2014年1月に発売されたばかりで、十分な知見は未だありません。また、これらの3種の画像検査の関連性についての研究は少ないのが現状です。

    • 本研究の目的

本研究では、レビー小体型認知症の診断において、脳のドパミン神経の状態をみる検査(脳ドパミントランスポーターシンチグラフィー)、心臓の交感神経の機能をみる検査(MIBG心筋シンチグラフィー)、脳の血流を評価する検査(脳血流SPECT)、これら3種の画像検査の関連性を検討します。また患者さんの背景や症状によって、その関連性に変化があるかどうかも併せて検討します。

    • 研究の方法
      • 対象

2013年4月1日から2015年6月31日までに当院精神神経科を受診し、レビー小体型認知症を疑われ、脳ドパミントランスポーターシンチグラフィー、MIBG心筋シンチグラフィー、Tc-99m ECD脳血流SPECT検査を施行された方々を対象とします。

      • 調査項目

患者さんの年齢、性別、症状、認知機能検査(Mini-Mental State Examination; MMSE、改訂 長谷川式簡易知能評価スケール;HDS-R)、頭部MRI、脳ドパミントランスポーターシンチグラフィー、MIBG心筋シンチグラフィー、脳血流SPECT検査を調査項目とします。また、通常診療における各種検査で得られたデータを解析します。

    • 研究機関・研究者名

筑波大学附属病院精神神経科准教授・新井哲明および病院講師・塚田恵鯉子がこの研究を行います。

    • 個人情報に関する利用目的

本研究で取り扱う個人情報は、本研究の解析目的にのみ使用し、それ以外には用いません。また、研究結果を学会・論文発表する際には個人を該当できる情報は用いません。

    • 個人情報の開示手続きおよびお問い合わせ

本研究に関する問い合わせがございましたら、

筑波大学医学医療系精神医学
〒305-8576茨城県つくば市天久保2丁目1番地1
電話:029-853-3182 (筑波大学医学医療系精神医学 精神科ステーション
)(平日9:00-17:00)

精神神経科 病院講師 塚田恵鯉子に、ご連絡くださいますようお願いします。

 

 

精神科医療の普及と教育に対するガイドラインの効果に関する研究

  1. 研究の対象
  2. 2016 年4 月1 日から2027 年3月31 日までに本研究参加機関(5.研究組織参照)の病棟(筑波大学附属病院701病棟)にて、精神疾患の入院治療を受けて退院した方。

  3. 研究目的・方法
  4. 医療が目覚しく進歩した現代社会においても、こころの病は患者さまの苦しみはもちろんのこと、社会に及ぼす影響も大きいことが知られています。病気等の寿命短縮年数と生活障害をおよぼす健康寿命の合計した健康被害の指標(障害調整生命年disability adjusted life years DALY)によると、日本のDALYでは精神疾患は19%と第一位であり、がん(18%)、心血管障害(16%)と続き、自殺も4%を占めています。精神疾患の診断や治療に関する研究が進められ、そのエビデンスに基づく診療ガイドラインも作成されていますが、それが実地臨床に反映され、役立っているかどうかについてはまだ十分にわかっていません。そこで本研究においては、精神科における診療ガイドラインの講習を行い、その医療機関における治療に影響を与えるかどうかについての検討を行い、精神科医療の普及と教育に対するガイドラインの効果を検証し、より適切な治療が広く行われることを目的としております。
    研究実施期間は、実施承認後 ~ 西暦2027年 3月31日です。

  5. 研究に用いる試料・情報の種類
  6. 一般診療で行う範囲内の情報であり、年齢、性別、診断などの基本情報、処方データ、治療方法、症状データ等

  7. 外部への試料・情報の提供
  8. 共同研究機関にデータを提供する場合には、匿名化した情報を、パスワードをかけた電子ファイルを用いて電子的配信等の方法で提供します。対応表は、研究責任者が保管・管理します。

  9. 研究組織
  10. 研究機関名 研究責任者名・役職
    大阪大学医学部附属病院神経科・精神科 藤本美智子・助教
    愛媛大学大学院医学系研究科精神神経科学講座 伊賀淳一・准教授
    九州大学大学院医学研究院精神病態医学分野 鬼塚俊明・准教授
    京都大学医学部附属病院精神科神経科 諏訪太朗・助教
    杏林大学医学部精神神経科学教室 渡邊衡一郎・教授
    慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室 岸本泰士郎・専任講師 
    神戸大学大学院医学研究科精神医学分野 菱本明豊・准教授
    国立国際医療研究センター国府台病院児童精神科 宇佐美政英・児童精神科診療科長
    産業医科大学精神医学教室 堀輝・講師 
    昭和大学医学部精神医学講座(烏山病院) 山田浩樹・准教授
    信州大学医学部保健学科 杉山暢宏・教授
    信州大学医学部附属病院精神科 中村敏範・助教
    筑波大学医学医療系臨床医学域精神医学 根本清貴・准教授
    東京女子医科大学医学部精神医学講座 稲田健・講師
    東京大学医学部附属病院精神神経科 市橋香代・特任講師
    東邦大学医学部精神神経医学講座 田形弘美・医師
    名古屋大学大学院医学系研究科精神医学分野 尾崎紀夫・教授 
    日本大学医学部精神医学系 降籏隆二・助教 
    北海道大学大学院医学研究科神経病態学講座精神医学分野 橋本直樹・助教
    滋賀医科大学医学部精神医学講座 高橋正洋・講師
    若草病院 水野謙太郎・理事長
    滋賀県立精神医療センター 稲垣貴彦・精神科医長
    かつもとメンタルクリニック 勝元榮一・院長
    駒木野病院 高宮彰紘・医師
    松山記念病院 見山芳隆・医師
    横浜市立大学附属病院 藤田純一・講師
    横浜市立大学市民総合医療センター 高橋雄一・部長
    北里大学医学部精神科学 宮岡等・教授
    雁の巣病院 熊谷雅之・理事長・院長
    国立国際医療研究センター病院 今井公文・精神科診療科長
    兵庫医科大学病院精神科神経科 山田恒・講師
    東京医科大学精神医学分野 井上猛・主任教授
    東北大学大学院医学系研究科災害精神医学分野 富田博秋・教授
    金沢医科大学精神神経科学 大井一高・講師
    鈴鹿厚生病院 山村哲史・医師
    奈良県立医科大学精神医学講座 岸本年史・教授 
    徳島大学医学部医歯薬学研究部精神医学分野 沼田周助・准教授
    慧眞会協和病院 村田篤信・薬剤師
    鳥取大学医学部脳神経医科学講座精神行動医学分野 岩田正明・准教授
    大阪市立大学大学院医学研究科神経精神医学教室 児玉祐也・病院講師
    富山大学附属病院神経精神科 高柳陽一郎・診療准教授
    福岡大学医学部精神医学教室 川嵜弘詔・教授
    福井大学医学部附属病院神経科精神科 松村由紀子・助教
    山梨県立北病院 野田北斗・医師
    生きる・育む・輝く メンタルクリニック 安田由華・院長
    医療法人松崎病院豊橋こころのケアセンター 竹澤健司・院長
    東京都立多摩総合医療センター精神神経科 玉井眞一郎・医員
    大阪赤十字病院 和田央・精神神経科部長
    公立豊岡病院組合立 豊岡病院 川島啓嗣・医長
    日本医科大学精神医学教室 肥田道彦・講師
    岩手医科大学神経精神科学講座 福本健太郎・助教
    山口大学医学部附属病院精神科神経科 山形弘隆・講師
    国立病院機構琉球病院 久保彩子・医長
    独立行政法人国立病院機構榊原病院 前村早紀・精神科医師
    さわ病院 渡邊治夫・副院長
    四国中央病院 白石公・精神科部長
    弘前大学大学院医学研究科神経精神医学講座 古郡規雄・准教授
    新潟大学大学院医歯学総合研究科精神医学分野 福井直樹・講師

  11. お問い合わせ先
  12. 本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。
    また、試料・情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。

    住所:茨城県つくば市天王台1-1-1
    電話番号: 029-853-3182
    担当者の所属・氏名:筑波大学附属病院・精神神経科 根本清貴
    研究責任者:筑波大学附属病院・精神神経科 根本 清貴
    研究代表者:国立精神・神経医療研究センター・精神保健研究所精神疾患病態研究部 橋本 亮太

精神疾患合併妊婦の周産期における病状悪化リスクの検討

    • 本研究の意義・目的

当院は、茨城県では唯一の産科および精神科の入院施設がある病院です。このため、茨城県内でこころの病を抱えた方が妊娠された場合、ほとんどの方が当院で出産されます。現在、当院では、こころの病がある妊婦さんは全例、精神神経科も関わらせていただいており、出産後1ヶ月にいたるまで、妊産婦さんのこころのケアを行っています。今回、私達は、こころの病を合併した妊婦さんに対してより適切な支援を可能とするために、妊娠出産においてどのようなことに気をつけるべきか調査することとしました。

    • 研究の方法
      • 対象

平成27年1月以降に当院産婦人科で出産した妊婦さんのうち、こころの病(うつ病など)を合併し、かつ、妊娠経過中に当院当科の診察を受けた方です。

      • 調査内容

診療録から、精神神経科で診察させていただいた時点での向精神薬の使用状況、出産時の向精神薬の使用状況、妊娠期間中の精神状態が悪化したかどうか、出産時に産科的なトラブルがなかったか、出産後の精神状態に変化があったかを調査します。

      • 研究機関・研究者名

筑波大学附属病院精神神経科准教授・根本清貴がこの研究を行います。

    • 個人情報に関する利用目的

本研究で取り扱う個人情報は集計し、本研究の解析目的にのみ使用し、それ以外には用いません。なお、個人情報は匿名化されたうえで安全に管理され、個人が識別されることはありません。

    • 研究への参加を希望しない場合

研究への参加を希望しない場合、下記問合せ先にご連絡ください

    • 個人情報の開示手続きおよびお問い合わせ

本研究に関する問い合わせがございましたら、筑波大学医学医療系精神医学までご連絡くださいますようお願いします。

    • 問い合わせ先

筑波大学医学医療系精神医学 電話:029-853-3182

 

筑波大学医学医療系精神医学と東京都立松沢病院精神科での「神経病理診断の適正化に関するに関する研究」に関して

    • 本研究の意義

病理解剖は、亡くなられた患者の病因や病態を究明するための最終的な手段としてその重要性は高く、医学研究の進歩と公衆衛生の観点からも不可欠な行為です。また臓器の一部を死後長期間保存することがあります。医科学の進歩は日進月歩であり病理解剖後数十年して新たな知見がわかることがありますので、病理解剖時点において病因が推定不可能なことも時としてあります。
東京都立松沢病院にて病理解剖で得られた検体試料を用いて、東京都立松沢病院精神科と共同研究を下記の通り実施する予定でありますので、ホームページにて公表をいたしました。東京都立松沢病院では、亡くなられた患者様のご遺族の篤志によるご承諾のもと死体解剖保存法に基づいた病理解剖・保存を行っております。その取扱いに関しましては、法を遵守し亡くなられた方に対する倫理的側面を十分に配慮しております。平成元年1月1日から平成28年12月31日までの間に東京都立松沢病院にて亡くなられたご親族の病理解剖をご承諾されたご遺族で、本研究への病理標本の使用を望まれない方がおられましたら下記連絡先までご連絡ください。

    • 具体的な研究の進め方
      1. 患者様の診療録と病理標本の再調査を行います。
      2. 匿名化された情報を元に統計解析を行います(個人情報が特定されることは一切ございません)
    • 共同研究者
      • 松沢病院 精神科 新里和弘
    • 連絡先

筑波大学附属病院精神神経科 新井哲明教授 東晋二講師
住所:〒305-8576 茨城県つくば市天久保 2-1- 1
電話:029-853-3182(筑波大学医学医療系精神医学 精神科ステーション、平日9:00~17:00)
029-853-3525(筑波大学附属病院防災センター、上記以外の時間帯では精神神経科の医師を呼び出してください)

 

 

被災関連自殺ハイリスク者の実態とこころのケアのニーズ調査研究

    • 本研究の意義

茨城県は、東日本大震災において 24 人の死亡者と 14 万世帯以上の住宅損壊被害を受けた、岩手・宮城・福島県につぐ第4の被災県です。そこで本県においても、被災者の心のケアが中長期的に重要です。復興の中長期においては、大多数の住民が被災の問題から立ち直る一方で、少数の被災者がむしろ精神疾患のハイリスクとなりますが、この実態の調査研究は多くありません。本県でも、沿岸被災市町村における自殺・精神障害のハイリスク者の中長期の被災ストレスの影響やニーズの把握などの実態調査は行われていません。

    • 本研究の目的

本研究では、被災関連自殺ハイリスク者の実態とニーズを調査することにより、被災地の中長期のこころのケアの具体的な指針を得ることを目的に、県内精神科医療機関・保健所の通院・来談患者の実態と病歴調査、ならびに保健所等の聞き取り調査研究を実施いたします。このうち大学附属病院では、事務員、外来主治医、コメディカルの方向けのアンケート調査と、それに基づいた対象となる患者様の症状経過を主治医がカルテを参照しアンケートに答える個別アンケート調査を実施いたします。

    • 研究の方法

対象: 2011 年 3 月 11 日以降に当院精神神経科を受診された患者さんで、精神症状に震災ストレスの影響があると当科の主治医が判断した方です。

調査項目: そうした患者さんの数をまず病院事務、主治医、コメディカルにアンケート調査したうえ、該当する患者さんの年齢、性別、職業などの社会的属性と、診断、震災と症状経過の関連を主治医がカルテから調査し、集計します。県内の他の精神科医療機関、保健所にも同様の調査を行い、集計結果から県内の震災ストレスの精神疾患への影響とこころのケアのニーズを検討します。

    • 研究機関・研究者名

筑波大学附属病院精神神経科准教授・太刀川 弘和と講師 高橋 晶がこの研究を行います。

    • 個人情報に関する利用目的

本研究で取り扱う個人情報は集計し、本研究の解析目的にのみ使用し、それ以外には用いません。

    • 個人情報の開示手続きおよびお問い合わせ

本研究に関する問い合わせがございましたら、筑波大学医学医療系精神医学までご連絡くださいますようお願いします。(筑波大学医学医療系精神医学 電話:029-853-3182)

■ 常総市鬼怒川水害へのこころのケア活動に関する総合的研究

    • 本研究の意義

2015 年 9 月 10 日に発災した関東・東北豪雨に伴う常総市鬼怒川水害は、市役所を含む 40平方キロが洪水被害にあった東日本大震災以降最悪の災害です。我々筑波大学精神医学グループは、今回の災害に対して、茨城県こころのケアチーム、常総市こころの相談チームとして避難所巡回相談活動、茨城県認知症疾患センターチームとして高齢者の自宅訪問、さらに常総市保健センター健診の際に被健診者にアンケート調査を順次実施する様々なこころのケア活動を行いました。このように、大災害に関して発災直後から長期かつ総合的に関わった活動は我が国では類をみません。また水害は頻度が高い災害にも関わらず、災害後のメンタルヘルスの検討報告は多くありません。そこで、今回我々は、活動を総括し、メンタルヘルスの実態と支援活動の課題を明らかにする総合的研究を行うこととしました。

    • 本研究の目的

本研究では、大規模水害は、被災者、高齢者においてどのようなメンタルヘルスの影響をもたらしているか、発災から現在までのこころのケア活動が、どのように組織され、どのような影響を与えているか、について活動データを集約し、検証することを目指します。

    • 研究の方法

対象: 2015 年 9 月 10 日以降に我々が実施した活動で相談対象、健診対象となられた常総市住民の皆様です。

調査項目: 常総市、茨城県の協力を得て、以下の資料について名前、住所などの個人情報を

除いたデータを提供いただき、集計・分析します。

資料名 収集時期 収集地

茨城県こころのケアチームとして巡回相談した際の個票、日報、ならびに入力した DHMISS データ
2015 年 9 月 10 日~10 月 13 日
常総市避難所

常総市こころの相談として巡回相談した際の個票、日報、ならびに入力した DHMISS データ
2015 年 10 月 21 日~11 月 30 日
常総市避難所

茨城県認知症疾患医療センターチームが実施した高齢者訪問の訪問票、調査尺度
2015 年 10 月 9 日~2016 年 2 月 30 日
常総市全域

常総市保健センターが実施した健診の際、筑波大学が協力したこころの健診表
2015 年 10 月 1 日~12 月 31 日
常総市保健センター

常総市災害支援活動に際して、情報交換した支援関係者間のメールデータ
2015 年 9 月 10 日~16 年 12 月 31 日
筑波大学

結果から水害が住民に与えたメンタルヘルスの問題の影響とこころのケア活動の効果と課題について検討します。

    • 研究機関・研究者名

筑波大学附属病院精神神経科准教授・太刀川 弘和、新井哲明がこの研究を行います。

    • 個人情報に関する利用目的

本研究で取り扱うデータは個人情報が完全に消去された連結不可能匿名化の上で集計し、本研究の解析目的にのみ使用し、それ以外には用いません。

    • 個人情報の開示手続きおよびお問い合わせ

研究者は個人情報を得られないため、個人情報の開示はできませんが、本研究に関する問い合わせがございましたら、筑波大学医学医療系精神医学までご連絡くださいますようお願いします。(筑波大学医学医療系精神医学 電話:029-853-3182(平日10:00-16:00))

■健康増進計画「健康つくば21」アンケートの二次データ解析研究

    • 本研究の意義

われわれは、今後のつくば市の現実的なこころの健康の啓発普及施策を検討することを目的に、健康増進計画「健康つくば21」アンケートの集計データを統計的に解析する研究(研究課題名:健康増進計画「健康つくば21」アンケートの二次データ解析研究)を行いたいと思います。

    • 対象

平成 27 年 5 月につくば市健康増進計画「健康つくば21」アンケートにお答えいただいた皆様へ

    • 調査方法

方法は、匿名化されたアンケートの集計データをつくば市健康増進課から提供を受け、こころの健康力が全国に比してどの程度高いか、地域の絆と関係があるかなどを統計的に
分析するというものです。この研究では匿名化された集計データを用いるために、お答えいただいた個人の方を同定できず、アンケート返送の結果をもって、研究に同意をいただいた事といたします。

    • 問い合わせ

以上に関して、質問等ございましたら、以下にご連絡くだされば対応させていただきます。

精神神経科 准教授:太刀川 弘和(たちかわ ひろかず)

〒305-8755 つくば市天王台 1-1-1
TEL:029-853-3343, FAX:029-853-3343

 

 

認知症診断における言語検査の有用性の検証についての研究

    • 本研究の意義

近年、認知症は記憶障害のみならず様々な認知機能の障害を呈することが知られています。その中でも言語障害を前景とした患者さんがいることが知られ、そのために原発性進行性失語症との疾患概念が提唱され、2011年には国際診断基準も作成されました。原発性進行性失語症の多くはアルツハイマー病や前頭側頭葉変性症の患者さんです。そのためこの疾患概念は、記憶障害が出現する前に言語障害で発症した認知症の早期診断、早期治療に有用なものであるが、まだ十分な報告量がなく、診断基準の不備も指摘されています。

    • 本研究の目的

本研究では、上述の患者さんの言語障害の下位検査項目を詳細に検討することによって、より有用な診断項目や検査項目を検討し、患者さんの早期診断、早期治療に役立てる事を目的としています。

    • 研究の方法
      • 対象: 2013年4月1日から2017年4月30日までに当院精神神経科を受診された50才以上の患者さんで、頭部MRIもしくは脳血流SPECT検査を施行された方々のうち、アルツハイマー病や前頭側頭葉変性症と診断された方々の言語検査を解析対象とします。
      • 調査項目: 患者さんの年齢、性別、認知機能検査(Mini-Mental State Examination; MMSE)、頭部MRI、脳血流SPECTデータを調査し、言語検査(標準失語症検査、失語症語彙検査、SALA失語症検査)を解析します。これらの調査項目は、個人情報をマスキングした状態でスタンドアロンコンピュータに保存し、対応表を使用して暗号化され、臨床経過などの要配慮個人情報は個人を識別できる記述は消去されます。対応表は鍵のかかるキャビネット内に保管されます。
    • 研究機関・研究者名

筑波大学附属病院精神神経科准教授・新井哲明および講師・東晋二及び病院講師・塚田恵鯉子がこの研究を行います。

    • 個人情報に関する利用目的

本研究で取り扱う個人情報は、本研究の解析目的にのみ使用し、それ以外には用いません。個人情報の管理は筑波大学附属病院精神神経科講師・東晋二が行います。

    • 個人情報の開示手続きおよびお問い合わせ

本研究に関する問い合わせがございましたら、筑波大学医学医療系精神医学までご連絡くださいますようお願いします。研究対象者またはその代理人の求めに応じて研究対象者が識別される試料・情報の利用は停止されます。

筑波大学医学医療系精神医学 精神科ステーション 電話:029-853-3182 平日9:00-17:00 担当者 講師 東晋二

029-853-3525(筑波大学附属病院防災センター、上記以外の時間帯では精神神経科の医師を呼び出してください)

■後期高齢者脳血流SPECTデータベースの有用性の検証についての研究

    • 本研究の意義

近年、認知症の早期発見や鑑別診断を目的に、脳血流SPECTデータを、健常者と比較して客観的な血流低下部位を表示するソフトウェアが臨床で用いられています。しかし、これまで、それらのソフトウェアに搭載されている健常者データベースは70代前半までに限られていました。病院には75才以上の後期高齢者が受診することが多いため、75才以上のデータベースの開発が必要でした。我々は平成23年度から24年度にかけて「75才以上の健常後期高齢者の脳血流SPECTノーマルデータベース作成」研究により、75才以上の健常後期高齢者のノーマルデータベースを作成してきました。

    • 本研究の目的

本研究では、上記研究によって作成された75才以上の健常後期高齢者ノーマルデータベースを用いることで、後期高齢者のアルツハイマー型認知症の判別能が向上するかどうかを検討し、後期高齢者脳血流SPECTデータベースの有用性を検証します。

    • 研究の方法
      • 対象: 2012年4月1日から2014年4月30日までに当院精神神経科を受診された80才以上の患者さんで、脳血流SPECT検査を施行された方々です。アルツハイマー病と診断されているか、もしくは物忘れを心配されて受診されたものの、認知症はありませんと診断された方々の脳血流SPECTデータを解析対象とします。
      • 調査項目: 患者さんの年齢、性別、認知機能検査(Mini-Mental State Examination; MMSE)を調査し、脳血流SPECTデータを解析します。
    • 研究機関・研究者名

筑波大学附属病院精神神経科教授・朝田隆および講師・根本清貴がこの研究を行います。

    • 個人情報に関する利用目的

本研究で取り扱う個人情報は、本研究の解析目的にのみ使用し、それ以外には用いません。

    • 個人情報の開示手続きおよびお問い合わせ

本研究に関する問い合わせがございましたら、筑波大学医学医療系精神医学までご連絡くださいますようお願いします。(筑波大学医学医療系精神医学 電話:029-853-3182)