私たちは、医学の進歩に寄与すべく様々な臨床研究を行っております。

■摂食障害の入院患者における臨床像および治療経過に関する調査研究

  • 本研究の意義
  • 摂食障害は、拒食や過食などの異常な食行動を特徴とする病気です。特に、神経性やせ症は「やせ願望」や「肥満恐怖」のため、必要な栄養が十分に摂取できずに低体重となり、身体的な合併症をおこし、重症例では死に至ることもあるため、総合病院での入院を必要とします。摂食障害の患者さんは慢性の経過をたどることも多く、重症化したり再入院を要したりすることも少なくありません。そこで、2016年より安全かつ確実に体重増加を行うための摂食障害入院患者に対する低栄養治療プログラムを導入しています。

  • 本研究の目的
  • 筑波大学附属病院精神神経科に入院した摂食障害患者さんの治療経過を調査し、重症化や再入院となる原因を調査します。また、低栄養治療プログラム導入による治療効果についても検討します。

  • 研究の方法
    • 対象
    • 2006年1月から2017年3月9日の期間に筑波大学附属病院精神神経科に入院した摂食障害の方々を対象とし、3年間を観察期間とします。

    • 調査項目
    • 年齢、性別、入退院日、身長、体重、症状、初発年齢、生活歴(学歴、職歴)、社会背景)、病前気質、家族歴(家族構成、同居、家族の疾患)、既往歴、併存疾患、合併症、画像検査(頭部MRI)、血液検査、心理検査(EAT-26,EDI,PBI,TAS- 2,WAIS-ⅢまたはWISC-Ⅳ)

  • 研究機関・研究者名
  • 筑波大学附属病院精神神経科教授・新井哲明、 病院講師・塚田恵鯉子がこの研究を行います。

  • 個人情報に関する利用目的
  • 本研究で取り扱う個人情報は、本研究の解析目的にのみ使用し、それ以外には用いません。また、研究結果を学会・論文発表する際には個人を該当できる情報は用いません。

  • 個人情報の開示手続きおよびお問い合わせ
  • 本研究に関する問い合わせがございましたら、

    筑波大学医学医療系精神医学
    〒305-8576茨城県つくば市天久保2丁目1番地1
    電話:029-853-3182 (筑波大学医学医療系精神医学 精神科ステーション
    )(平日9:00-17:00)

    精神神経科 病院講師 塚田恵鯉子に、ご連絡くださいますようお願いします。

■レビー小体型認知症の診断における、脳ドパミントランスポーターシンチグラフィー、MIBG心筋シンチグラフィー、脳血流SPECTの関連についての検討

  • 本研究の意義
  • レビー小体型認知症は、アルツハイマー型認知症に次いで多い認知症です。レビー小体型認知症の診断のためには、脳のドパミン神経の状態を検査(脳ドパミントランスポーターシンチグラフィー)、心臓の交感神経の機能をみる検査(MIBG心筋シンチグラフィー)、脳の血流を評価する検査(脳血流SPECT)での検査が必要とされています。脳のドパミン神経の状態をみる検査(脳ドパミントランスポーターシンチグラフィー) は、本邦では2014年1月に発売されたばかりで、十分な知見は未だありません。また、これらの3種の画像検査の関連性についての研究は少ないのが現状です。

  • 本研究の目的
  • 本研究では、レビー小体型認知症の診断において、脳のドパミン神経の状態をみる検査(脳ドパミントランスポーターシンチグラフィー)、心臓の交感神経の機能をみる検査(MIBG心筋シンチグラフィー)、脳の血流を評価する検査(脳血流SPECT)、これら3種の画像検査の関連性を検討します。また患者さんの背景や症状によって、その関連性に変化があるかどうかも併せて検討します。

  • 研究の方法
    • 対象
    • 2013年4月1日から2015年6月31日までに当院精神神経科を受診し、レビー小体型認知症を疑われ、脳ドパミントランスポーターシンチグラフィー、MIBG心筋シンチグラフィー、Tc-99m ECD脳血流SPECT検査を施行された方々を対象とします。

    • 調査項目
    • 患者さんの年齢、性別、症状、認知機能検査(Mini-Mental State Examination; MMSE、改訂 長谷川式簡易知能評価スケール;HDS-R)、頭部MRI、脳ドパミントランスポーターシンチグラフィー、MIBG心筋シンチグラフィー、脳血流SPECT検査を調査項目とします。また、通常診療における各種検査で得られたデータを解析します。

  • 研究機関・研究者名
  • 筑波大学附属病院精神神経科准教授・新井哲明および病院講師・塚田恵鯉子がこの研究を行います。

  • 個人情報に関する利用目的
  • 本研究で取り扱う個人情報は、本研究の解析目的にのみ使用し、それ以外には用いません。また、研究結果を学会・論文発表する際には個人を該当できる情報は用いません。

  • 個人情報の開示手続きおよびお問い合わせ
  • 本研究に関する問い合わせがございましたら、

    筑波大学医学医療系精神医学
    〒305-8576茨城県つくば市天久保2丁目1番地1
    電話:029-853-3182 (筑波大学医学医療系精神医学 精神科ステーション
    )(平日9:00-17:00)

    精神神経科 病院講師 塚田恵鯉子に、ご連絡くださいますようお願いします。

■精神科医療の普及と教育に対するガイドラインの効果に関する研究

  1. 研究対象
  2. ・精神科医としての経験年数が10年以内
    ・精神科医としての経験年数が10年以上であってもガイドラインに基づく講習を受け精神科医療技術の向上を目指すもの
    ・自身が治療を行った患者さんの処方などの情報を提供することができるもの
    ・2016年4月から2027年3月まで、統合失調症およびうつ病にて薬物療法を受けられた入院患者さん・外来患者さん

  3. 研究の意義・目的・方法
  4. 精神科医療においては、薬物療法と心理社会学的療法が重要ですが、その実践については、医師によってばらつきが大きく、よりよい医療を普及させることが必要とされています。現在、うつ病ガイドラインと統合失調症の薬物治療ガイドラインが作成されていますが、精神科医がそれをどの程度役立てているかどうかについては、まだ十分にわかっていません。
    本研究は、ガイドラインの講習を行い、その後、医療機関における治療に影響を与えるかどうかについて検討し、ガイドラインの効果を検証することを目的とします。本研究にて講習を行うことによってガイドラインの普及が進み若手の精神科医により適切な治療の教育が行われ、その結果として、より適切な治療が広く行われるようになることが期待できます。また、教育効果を検証することにより、さらに効果的な講習の方法論が開発され、精神科医および精神科医療にかかわるパラメディカルスタッフへの生涯教育法の開発や当事者やその家族への教育にもつながる可能性もあります。

    研究の方法は、ガイドラインの講習を各大学や医療機関で治療を担当する医師である若手精神科医を主な対象に行います。その後、各医療機関において、統合失調症およびうつ病にて薬物療法を受けられた入院患者さんや外来患者さんに対して、医師がどのような治療行動をとったかを経年的に観察し、講習による変化の検討を行います。

    なお、実際の治療に関しては、それぞれの研究対象者である医師の裁量で行うものであり、特定のプロトコールに従った治療を行うものではありません。治療の内容は、その医師の判断だけでなく、その医療機関において可能な治療手法や、指導を行う上級医師やカンファレンスによる指導も大きく影響するものであると考えられるため、それに対する介入は行いません。収集する患者情報は、一般診療で行う範囲内の情報であり、年齢、性別、診断などの基本情報、処方データ(単剤治療、ガイドラインで推奨されていない向精神薬の処方など)、治療方法(電気けいれん療法やクロザピン治療など)、症状データ(精神症状評価:陽性・陰性症状評価尺度、ハミルトンうつ病評価尺度、機能の全体的評定尺度など)、担当医師名などになります。このような患者情報は、各医療機関において連結可能匿名化され、大阪大学に送られて、解析されます。

    被験者の情報や患者情報については、大阪大学以外の本研究における共同研究施設に連結可能匿名化されて送付され、解析される場合があります。

  5. 研究機関名・研究者名
  6. 【研究代表者】
    大阪大学医学部附属病院神経科・精神科橋本亮太

    【研究事務局】
    東京女子医科大学医学部精神医学講座
    杏林大学医学部精神神経科学教室

    【参加予定施設】
    愛媛大学大学院医学系研究科精神神経科学講座・伊賀淳一
    大阪医科大学神経精神医学教室・金沢徹文
    関西医科大学精神神経科学教室・嶽北佳輝
    九州大学大学院医学研究院精神病態医学分野・神庭重信/加藤隆弘
    京都大学医学部附属病院精神科神経科・諏訪太朗
    杏林大学医学部精神神経科学教室・渡邊衡一郎/菊地俊暁/坪井貴嗣
    慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室・岸本泰士郎
    神戸大学大学院医学研究科精神医学分野・菱本明豊
    国立国際医療研究センター国府台病院児童精神科・宇佐美政英
    産業医科大学精神医学教室・堀輝
    昭和大学医学部精神医学講座(烏山病院)・山田浩樹
    信州大学医学部附属病院精神科・杉山暢宏/中村敏範
    筑波大学医学医療系臨床医学域精神医学・根本清貴
    東京女子医科大学医学部精神医学講座・稲田健
    東京大学医学部附属病院精神神経科・市橋香代
    東邦大学医学部精神神経医学講座・辻野尚久/根本隆洋
    名古屋大学大学院医学系研究科精神医学分野・尾崎紀夫/小笠原一能/岩本邦弘/藤城弘樹
    日本大学医学部精神医学系・降籏隆二/内山真
    藤田保健衛生大学医学部精神神経科学講座・松井佑樹/岸太郎
    北海道大学大学院医学研究科神経病態学講座精神医学分野・橋本直樹

  7. 個人情報の取扱いについて
  8. 研究に協力する精神科医は治療を行う病棟や外来の患者さんの情報のうち、通常の医療において取得された、あるいは今後取得される予定の診療情報を用います。その際、その施設における講習の責任者が、治療を行った患者さんの退院時処方などの臨床情報を、個人情報をすべて匿名化した後に大阪大学に送ります。筑波大学附属病院で治療を行う病棟や外来の患者の診療情報を用いる場合には、筑波大学附属病院臨床研究倫理審査委員会における規定に従って行います。

  9. 連絡先
  10. 筑波大学附属病院
    〒305-8576茨城県つくば市天久保2-1- 1
    所属・担当者名:精神神経科 准教授 根本清貴
    電話:029-853-3182
    受付時間:平日9:00-17:00

■精神疾患合併妊婦の周産期における病状悪化リスクの検討

  • 本研究の意義・目的
  • 当院は、茨城県では唯一の産科および精神科の入院施設がある病院です。このため、茨城県内でこころの病を抱えた方が妊娠された場合、ほとんどの方が当院で出産されます。現在、当院では、こころの病がある妊婦さんは全例、精神神経科も関わらせていただいており、出産後1ヶ月にいたるまで、妊産婦さんのこころのケアを行っています。今回、私達は、こころの病を合併した妊婦さんに対してより適切な支援を可能とするために、妊娠出産においてどのようなことに気をつけるべきか調査することとしました。

  • 研究の方法
    • 対象
    • 平成27年1月以降に当院産婦人科で出産した妊婦さんのうち、こころの病(うつ病など)を合併し、かつ、妊娠経過中に当院当科の診察を受けた方です。

    • 調査内容
    • 診療録から、精神神経科で診察させていただいた時点での向精神薬の使用状況、出産時の向精神薬の使用状況、妊娠期間中の精神状態が悪化したかどうか、出産時に産科的なトラブルがなかったか、出産後の精神状態に変化があったかを調査します。

    • 研究機関・研究者名
    • 筑波大学附属病院精神神経科准教授・根本清貴がこの研究を行います。

  • 個人情報に関する利用目的
  • 本研究で取り扱う個人情報は集計し、本研究の解析目的にのみ使用し、それ以外には用いません。なお、個人情報は匿名化されたうえで安全に管理され、個人が識別されることはありません。

  • 研究への参加を希望しない場合
  • 研究への参加を希望しない場合、下記問合せ先にご連絡ください

  • 個人情報の開示手続きおよびお問い合わせ
  • 本研究に関する問い合わせがございましたら、筑波大学医学医療系精神医学までご連絡くださいますようお願いします。

  • 問い合わせ先
  • 筑波大学医学医療系精神医学 電話:029-853-3182

■筑波大学医学医療系精神医学と東京都立松沢病院精神科での「神経病理診断の適正化に関するに関する研究」に関して

  • 本研究の意義
  • 病理解剖は、亡くなられた患者の病因や病態を究明するための最終的な手段としてその重要性は高く、医学研究の進歩と公衆衛生の観点からも不可欠な行為です。また臓器の一部を死後長期間保存することがあります。医科学の進歩は日進月歩であり病理解剖後数十年して新たな知見がわかることがありますので、病理解剖時点において病因が推定不可能なことも時としてあります。
     東京都立松沢病院にて病理解剖で得られた検体試料を用いて、東京都立松沢病院精神科と共同研究を下記の通り実施する予定でありますので、ホームページにて公表をいたしました。東京都立松沢病院では、亡くなられた患者様のご遺族の篤志によるご承諾のもと死体解剖保存法に基づいた病理解剖・保存を行っております。その取扱いに関しましては、法を遵守し亡くなられた方に対する倫理的側面を十分に配慮しております。平成元年1月1日から平成28年12月31日までの間に東京都立松沢病院にて亡くなられたご親族の病理解剖をご承諾されたご遺族で、本研究への病理標本の使用を望まれない方がおられましたら下記連絡先までご連絡ください。

  • 具体的な研究の進め方
    1. 患者様の診療録と病理標本の再調査を行います。
    2. 匿名化された情報を元に統計解析を行います(個人情報が特定されることは一切ございません)
  • 共同研究者
    • 松沢病院 精神科 新里和弘
  • 連絡先
  • 筑波大学附属病院精神神経科 新井哲明教授 東晋二講師
    住所:〒305-8576 茨城県つくば市天久保 2-1- 1
    電話:029-853-3182(筑波大学医学医療系精神医学 精神科ステーション、平日9:00~17:00)
      029-853-3525(筑波大学附属病院防災センター、上記以外の時間帯では精神神経科の医師を呼び出してください)

■被災関連自殺ハイリスク者の実態とこころのケアのニーズ調査研究

  • 本研究の意義
  • 茨城県は、東日本大震災において 24 人の死亡者と 14 万世帯以上の住宅損壊被害を受けた、岩手・宮城・福島県につぐ第4の被災県です。そこで本県においても、被災者の心のケアが中長期的に重要です。復興の中長期においては、大多数の住民が被災の問題から立ち直る一方で、少数の被災者がむしろ精神疾患のハイリスクとなりますが、この実態の調査研究は多くありません。本県でも、沿岸被災市町村における自殺・精神障害のハイリスク者の中長期の被災ストレスの影響やニーズの把握などの実態調査は行われていません。

  • 本研究の目的
  • 本研究では、被災関連自殺ハイリスク者の実態とニーズを調査することにより、被災地の中長期のこころのケアの具体的な指針を得ることを目的に、県内精神科医療機関・保健所の通院・来談患者の実態と病歴調査、ならびに保健所等の聞き取り調査研究を実施いたします。このうち大学附属病院では、事務員、外来主治医、コメディカルの方向けのアンケート調査と、それに基づいた対象となる患者様の症状経過を主治医がカルテを参照しアンケートに答える個別アンケート調査を実施いたします。

  • 研究の方法
  • 対象: 2011 年 3 月 11 日以降に当院精神神経科を受診された患者さんで、精神症状に震災ストレスの影響があると当科の主治医が判断した方です。

    調査項目: そうした患者さんの数をまず病院事務、主治医、コメディカルにアンケート調査したうえ、該当する患者さんの年齢、性別、職業などの社会的属性と、診断、震災と症状経過の関連を主治医がカルテから調査し、集計します。県内の他の精神科医療機関、保健所にも同様の調査を行い、集計結果から県内の震災ストレスの精神疾患への影響とこころのケアのニーズを検討します。

  • 研究機関・研究者名
  • 筑波大学附属病院精神神経科准教授・太刀川 弘和と講師 高橋 晶がこの研究を行います。

  • 個人情報に関する利用目的
  • 本研究で取り扱う個人情報は集計し、本研究の解析目的にのみ使用し、それ以外には用いません。

  • 個人情報の開示手続きおよびお問い合わせ
  • 本研究に関する問い合わせがございましたら、筑波大学医学医療系精神医学までご連絡くださいますようお願いします。(筑波大学医学医療系精神医学 電話:029-853-3182)

■ 常総市鬼怒川水害へのこころのケア活動に関する総合的研究

  • 本研究の意義
  • 2015 年 9 月 10 日に発災した関東・東北豪雨に伴う常総市鬼怒川水害は、市役所を含む 40平方キロが洪水被害にあった東日本大震災以降最悪の災害です。我々筑波大学精神医学グループは、今回の災害に対して、茨城県こころのケアチーム、常総市こころの相談チームとして避難所巡回相談活動、茨城県認知症疾患センターチームとして高齢者の自宅訪問、さらに常総市保健センター健診の際に被健診者にアンケート調査を順次実施する様々なこころのケア活動を行いました。このように、大災害に関して発災直後から長期かつ総合的に関わった活動は我が国では類をみません。また水害は頻度が高い災害にも関わらず、災害後のメンタルヘルスの検討報告は多くありません。そこで、今回我々は、活動を総括し、メンタルヘルスの実態と支援活動の課題を明らかにする総合的研究を行うこととしました。

  • 本研究の目的
  • 本研究では、大規模水害は、被災者、高齢者においてどのようなメンタルヘルスの影響をもたらしているか、発災から現在までのこころのケア活動が、どのように組織され、どのような影響を与えているか、について活動データを集約し、検証することを目指します。

  • 研究の方法
  • 対象: 2015 年 9 月 10 日以降に我々が実施した活動で相談対象、健診対象となられた常総市住民の皆様です。

    調査項目: 常総市、茨城県の協力を得て、以下の資料について名前、住所などの個人情報を

    除いたデータを提供いただき、集計・分析します。

    資料名 収集時期 収集地

    茨城県こころのケアチームとして巡回相談した際の個票、日報、ならびに入力した DHMISS データ
     2015 年 9 月 10 日~10 月 13 日
     常総市避難所

    常総市こころの相談として巡回相談した際の個票、日報、ならびに入力した DHMISS データ 
     2015 年 10 月 21 日~11 月 30 日
     常総市避難所

    茨城県認知症疾患医療センターチームが実施した高齢者訪問の訪問票、調査尺度
     2015 年 10 月 9 日~2016 年 2 月 30 日
     常総市全域

    常総市保健センターが実施した健診の際、筑波大学が協力したこころの健診表
     2015 年 10 月 1 日~12 月 31 日
     常総市保健センター

    常総市災害支援活動に際して、情報交換した支援関係者間のメールデータ
     2015 年 9 月 10 日~16 年 12 月 31 日
     筑波大学

    結果から水害が住民に与えたメンタルヘルスの問題の影響とこころのケア活動の効果と課題について検討します。

  • 研究機関・研究者名
  • 筑波大学附属病院精神神経科准教授・太刀川 弘和、新井哲明がこの研究を行います。

  • 個人情報に関する利用目的
  • 本研究で取り扱うデータは個人情報が完全に消去された連結不可能匿名化の上で集計し、本研究の解析目的にのみ使用し、それ以外には用いません。

  • 個人情報の開示手続きおよびお問い合わせ
  • 研究者は個人情報を得られないため、個人情報の開示はできませんが、本研究に関する問い合わせがございましたら、筑波大学医学医療系精神医学までご連絡くださいますようお願いします。(筑波大学医学医療系精神医学 電話:029-853-3182(平日10:00-16:00))

■健康増進計画「健康つくば21」アンケートの二次データ解析研究

  • 本研究の意義
  • われわれは、今後のつくば市の現実的なこころの健康の啓発普及施策を検討することを目的に、健康増進計画「健康つくば21」アンケートの集計データを統計的に解析する研究(研究課題名:健康増進計画「健康つくば21」アンケートの二次データ解析研究)を行いたいと思います。

  • 対象
  • 平成 27 年 5 月につくば市健康増進計画「健康つくば21」アンケートにお答えいただいた皆様へ

  • 調査方法
  • 方法は、匿名化されたアンケートの集計データをつくば市健康増進課から提供を受け、こころの健康力が全国に比してどの程度高いか、地域の絆と関係があるかなどを統計的に
    分析するというものです。この研究では匿名化された集計データを用いるために、お答えいただいた個人の方を同定できず、アンケート返送の結果をもって、研究に同意をいただいた事といたします。

  • 問い合わせ
  • 以上に関して、質問等ございましたら、以下にご連絡くだされば対応させていただきます。

    精神神経科 准教授:太刀川 弘和(たちかわ ひろかず)

    〒305-8755 つくば市天王台 1-1-1
    TEL:029-853-3343, FAX:029-853-3343

■認知症診断における言語検査の有用性の検証についての研究

  • 本研究の意義
  • 近年、認知症は記憶障害のみならず様々な認知機能の障害を呈することが知られています。その中でも言語障害を前景とした患者さんがいることが知られ、そのために原発性進行性失語症との疾患概念が提唱され、2011年には国際診断基準も作成されました。原発性進行性失語症の多くはアルツハイマー病や前頭側頭葉変性症の患者さんです。そのためこの疾患概念は、記憶障害が出現する前に言語障害で発症した認知症の早期診断、早期治療に有用なものであるが、まだ十分な報告量がなく、診断基準の不備も指摘されています。

  • 本研究の目的
  • 本研究では、上述の患者さんの言語障害の下位検査項目を詳細に検討することによって、より有用な診断項目や検査項目を検討し、患者さんの早期診断、早期治療に役立てる事を目的としています。

  • 研究の方法
    • 対象: 2013年4月1日から2017年4月30日までに当院精神神経科を受診された50才以上の患者さんで、頭部MRIもしくは脳血流SPECT検査を施行された方々のうち、アルツハイマー病や前頭側頭葉変性症と診断された方々の言語検査を解析対象とします。
    • 調査項目: 患者さんの年齢、性別、認知機能検査(Mini-Mental State Examination; MMSE)、頭部MRI、脳血流SPECTデータを調査し、言語検査(標準失語症検査、失語症語彙検査、SALA失語症検査)を解析します。

      これらの調査項目は、個人情報をマスキングした状態でスタンドアロンコンピュータに保存し、対応表を使用して暗号化され、臨床経過などの要配慮個人情報は個人を識別できる記述は消去されます。対応表は鍵のかかるキャビネット内に保管されます。

  • 研究機関・研究者名
  • 筑波大学附属病院精神神経科准教授・新井哲明および講師・東晋二及び病院講師・塚田恵鯉子がこの研究を行います。

  • 個人情報に関する利用目的
  • 本研究で取り扱う個人情報は、本研究の解析目的にのみ使用し、それ以外には用いません。個人情報の管理は筑波大学附属病院精神神経科講師・東晋二が行います。

  • 個人情報の開示手続きおよびお問い合わせ
  • 本研究に関する問い合わせがございましたら、筑波大学医学医療系精神医学までご連絡くださいますようお願いします。研究対象者またはその代理人の求めに応じて研究対象者が識別される試料・情報の利用は停止されます。

    筑波大学医学医療系精神医学 精神科ステーション 電話:029-853-3182 平日9:00-17:00 担当者 講師 東晋二

    029-853-3525(筑波大学附属病院防災センター、上記以外の時間帯では精神神経科の医師を呼び出してください)

■後期高齢者脳血流SPECTデータベースの有用性の検証についての研究

  • 本研究の意義
  • 近年、認知症の早期発見や鑑別診断を目的に、脳血流SPECTデータを、健常者と比較して客観的な血流低下部位を表示するソフトウェアが臨床で用いられています。しかし、これまで、それらのソフトウェアに搭載されている健常者データベースは70代前半までに限られていました。病院には75才以上の後期高齢者が受診することが多いため、75才以上のデータベースの開発が必要でした。我々は平成23年度から24年度にかけて「75才以上の健常後期高齢者の脳血流SPECTノーマルデータベース作成」研究により、75才以上の健常後期高齢者のノーマルデータベースを作成してきました。

  • 本研究の目的
  • 本研究では、上記研究によって作成された75才以上の健常後期高齢者ノーマルデータベースを用いることで、後期高齢者のアルツハイマー型認知症の判別能が向上するかどうかを検討し、後期高齢者脳血流SPECTデータベースの有用性を検証します。

  • 研究の方法
    • 対象: 2012年4月1日から2014年4月30日までに当院精神神経科を受診された80才以上の患者さんで、脳血流SPECT検査を施行された方々です。アルツハイマー病と診断されているか、もしくは物忘れを心配されて受診されたものの、認知症はありませんと診断された方々の脳血流SPECTデータを解析対象とします。
    • 調査項目: 患者さんの年齢、性別、認知機能検査(Mini-Mental State Examination; MMSE)を調査し、脳血流SPECTデータを解析します。
  • 研究機関・研究者名
  • 筑波大学附属病院精神神経科教授・朝田隆および講師・根本清貴がこの研究を行います。

  • 個人情報に関する利用目的
  • 本研究で取り扱う個人情報は、本研究の解析目的にのみ使用し、それ以外には用いません。

  • 個人情報の開示手続きおよびお問い合わせ
  • 本研究に関する問い合わせがございましたら、筑波大学医学医療系精神医学までご連絡くださいますようお願いします。(筑波大学医学医療系精神医学 電話:029-853-3182)