筑波大学精神科グループでは、新専門医制度に則り、専門医を目指す専攻医を募集します。
臨床医としての技術をしっかりつけられる私たちのプログラムをご紹介します。

※本研修プログラムは、日本精神神経学会による一次審査を通過したものであり、今後日本専門医機構による二次審査を踏まえて修正・変更があることを予めご承知おきください。

※医師(専攻医)は当専門研修プログラムへの採用後、研修施設群のいずれかの施設と雇用契約をむすぶこととなります

    • 応募・お問い合わせ先

筑波大学附属病院総合臨床教育センター 
事務担当:病院総務部総務課(総合臨床教育センター係)
TEL:029-853-3516・3523・3520
FAX:029-853-3687
Eメール:kensyu@un.tsukuba.ac.jp

    • プログラムの特徴

筑波大学精神神経科グループは、設立当初から「幅広く確かな臨床能力と専門性を兼ね備えた医師の養成」を目指し、充実した研修プログラムを実施してきました。その結果、グループ員は様々な領域で幅広く活躍しています。
基幹病院となる筑波大学精神神経科は、41床のベッドを有し、入院患者は統合失調症、うつ病、認知症、発達障害、摂食障害など多岐にわたっています。特徴として、難治性うつ病に対する修正型電気けいれん療法や経頭蓋磁気刺激療法、難治性統合失調症に対するクロザピンの導入、身体合併症症例の治療、重症摂食障害症例の治療などを行っていることが挙げられます。また、基幹型認知症疾患医療センターとして地域型認知症疾患センターと連携し、茨城県の認知症医療の中核的役割を担っています。

入院患者は、専攻医、チーフレジデント(6年目以上の医師)、教員の3人で担当します。専攻医は受け持ち医となり、チーフレジデントと教員の指導を受けながら、患者を1人の人間として総合的に理解し、適切な検査と治療を行っていく基本を身につけることができます。他科との連携も積極的に行っており、年間約300例のコンサルテーションに対応しています。その際、専攻医は最初に患者を診察し、その後に教員とともに再度診察することで、常にスーパーバイズを受けられるシステムになっています。希望する専攻医には、緩和ケアチームの活動や周産期メンタルヘルスチームの一員として活動いただくことも可能です。
また、国立国際医療研究センター病院(NCGM)、石崎病院、茨城県立こころの医療センター、鹿島病院、栗田病院、国立病院機構水戸医療センター、汐ヶ崎病院、つくばねむりとこころのクリニック、豊後荘病院、水海道厚生病院、宮本病院といった様々な医療機関を連携施設として有しています。これらは大別して「総合病院における精神医療」「精神科救急」「認知症」「児童思春期」「地域医療」の役割を果たしており、専攻医はこれらの施設をローテートしながら研鑽を積み、臨床の実力をつけるとともに専門医の資格を得ることができます。さらに、筑波大では、「アカデミックレジデント制度」を取り入れており、筑波大学大学院で学びながら、臨床を行うことも可能です。

本プログラムの特筆すべき事柄として、指導医は、皆温厚であると同時に指導に熱心であり、やりたいことを思う存分やれる自由な雰囲気があることが挙げられます。興味深い症例は学会発表を奨励しており、スライドの作成などを丁寧に指導しています。勉強会も多くあり、週に1回の科全体での勉強会の他に、認知症疾患医療センターケースカンファレンス、精神科治療を考える会、児童思春期勉強会、精神医学古典読解ゼミナール、精神科若手の会など様々な勉強会に自由に参加して学ぶことができます。

今日の日本社会では、うつ病、認知症、発達障害、拒食症、自殺、依存、犯罪や震災によるPTSDなど、精神的ケアを必要とする問題が山積しており、精神医学への社会的ニーズは高まる一方です。21世紀は「脳とこころの時代」と言われています。精神科医には、「脳」と「こころ」の両方に精通することが求められています。すなわち、神経病理学、薬理学、生理学、分子遺伝学、神経画像学などに基づく生物学的側面と、精神病理学、力動精神医学、心理学などに基づく心理学的側面の両方に対する深い知識と理解が必要です。さらに、社会復帰や発症予防に対する積極的な関与も求められています。これらの要請にしっかりと応えていくのが筑波大学精神神経科の特色です。

 

ーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーー2016年度 精神神経科スタッフ

    • プログラムについて

プログラム名:筑波大学附属病院連携施設 精神科専門医研修プログラム

連携施設

公益財団法人報恩会 石崎病院

茨城県立こころの医療センター

公益財団法人 鹿島病院

医療法人社団有朋会 栗田病院

国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院

医療法院碧水会 汐ヶ崎病院

つくばねむりとこころのクリニック

医療法人新生会 豊後荘病院

医療法人仁愛会 水海道厚生病院

独立行政法人国立病院機構 水戸医療センター

医療法人盡誠会 宮本病院

年次到達目標:

専攻医は精神科領域専門医制度の研修手帳にしたがって専門知識を習得します。研修期間中に以下の領域の知識を広く学ぶ必要があります。1.患者及び家族との面接、2.疾患概念の病態の理解、3.診断と治療計画、4.補助検査法、5.薬物・身体療法, 6.精神療法、7.心理社会的療法など、8.精神科救急、9.リエゾン・コンサルテーション精神医学、10.法と精神医学、11.災害精神医学、12.医の倫理、13.安全管理。 各年次の到達目標は以下の通りです。

到達目標

1年目: 筑波大学附属病院または連携病院で、指導医と一緒に統合失調症、気分障害、器質性精神障害の患者等を受け持ち、面接の仕方、診断と治療計画、薬物療法及び精神療法の基本を学びます。修正型電気けいれん療法の実施方法を習得します。また、リエゾン・コンサルテーションを通じて、リエゾン精神医学も経験します。指導医のスーパーバイズの下、精神科救急にも参加します。特に1年目では、精神科面接の基本を身につけ、患者と良好な治療環系を構築し、維持できるようになること、精神医学用語を学習し、適切な病歴を記載できるようになることが重要です。さらに、院内研究会や学会で症例発表を行います。

2年目: 筑波大学附属病院または連携病院で、指導医の指導を受けつつ、自立して、面接の仕方を深め、診断と治療計画の能力を充実させ、薬物療法の技法を向上させ、精神療法として認知行動療法の基本的考え方と技法を学びます。指導医のスーパーバイズの下、外来を自ら担当し、診断と治療についての修練を行います。神経症性障害、パーソナリテイ障害の診断・治療を経験します。ひきつづき精神療法の修練を行います。院内研究会や学会で発表・討論します。

3年目: 指導医から自立して診療できるようにします。サブスペシャリティについて検討をはじめ、自身の関心のある領域での内容が充実している連携病院で研修を行います。認知行動療法を上級者の指導の下に実践します。心理社会的療法、精神科リハビリテーション・地域精神医療等を学びます。児童・思春期精神障害の診断・治療を経験します。外部の学会・研究会などで積極的に症例発表します。

    • ローテーションの例

自身のサブスペシャリティとしたいことを意識したローテーションが可能です。(順番は変更もあり得ます)

ーーーーーーー

    • 募集人数

7名

    • 選考方法

グループ長と医局長が履歴書記載内容と面接結果に基づき厳正な審査を行い、採用の適否を判断します。

    • 施設見学に関するお問い合わせ

筑波大学医学医療系精神医学 医局
seishin@md.tsukuba.ac.jp (@を半角にしてください)

    • 応募に関するお問い合わせ・応募先

筑波大学附属病院総合臨床教育センター 
事務担当:病院総務部総務課(総合臨床教育センター係)
TEL:029-853-3516・3523・3520
FAX:029-853-3687
Eメール:kensyu@un.tsukuba.ac.jp